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開講科目名 研究演習1年後期 大学院
担当教員名 三谷 直紀 開講期 単位数
後期 2単位
実務経験 内容 旧労働省に労働事務官として勤務し、労働市場の調査・分析および政策立案業務に従事した。また、OECD(経済協力開発機構)にエコノミストとして勤務し、OECD諸国の労働市場の分析及び政策提言作成業務に従事した。
授業との関連 日本及びOECD諸国の労働市場の調査・分析・政策提言作成作業を行った経験をもとに、各国の労働市場及び労働政策の実態に言及するとともに、労働政策に関する調査・分析・政策立案能力を持った高度専門プロフェッショナルを育成する観点から理論的・実証的講義を行う。
シラバス1

【授業目標】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識,DP3 思考力,DP4 判断力
大学院経済学研究科に係る専門科目(選択必修)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする

【到達目標】

受講者は受講終了後次のようなことができるようになることが到達目標である。
1.労働経済学の主要な課題とそれに関する理論やこれまでの実証分析の結果について理解し、概略説明できる。
2.労働経済学の実証的な分析ツールの使い方を理解し、簡単な分析ができる。
3.修士論文の準備段階のレポートがかける。

【授業計画】

(1)授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1 専門知識,CP3 思考力,CP4 判断力
(2)授業形態:講義
(3)授業方法:受動型

1.『日本労働研究雑誌』など主要な学術誌を中心に労働経済学に関する基本的な文献をサーベイする。

2.修士論文のテーマを決めて、それに関連する文献をサーベイする。

3.東京大学社会科学研究所SSJデータアーカイブ等の個票データを使って、修士論文のテーマに関連する実証分析を行う。

4.修士論文の準備段階のレポートを作成する。


予習時間はおおむね4時間程度とし、配布資料の当該箇所をあらかじめ読んでおくとともに、自ら先行研究等の資料を探し、あるいはデータを分析・整理して報告の準備をする。復習時間はおおむね2時間とし、指導教員の指導に基づいて、演習の中で出された意見・コメントを整理し、研究のつぎのステップにつなげていく。

【予習・復習】

予習時間2時間、復習時間2時間。

【授業関連科目】

計量経済学、労働経済学、経済政策特殊講義

【成績評価方法・注意】

修士論文の準備段階のレポート。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する