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開講科目名 税法特殊講義V 大学院
担当教員名 加藤 友佳 開講期 単位数
後期 2単位
シラバス1

【授業目標】

授業の位置づけ:DP1専門知識,DP3思考力,DP4判断力,DP9倫理観
大学院法学研究科の教育目標である「リーガルマインドを背景にした高度に専門知識・能力を備えた社会人の要請」に貢献すること。

【到達目標】

この講義では、租税法と現代社会における問題の関係性を、多様な視点から捉える考察力の習得を目標とする。
具体的には、租税法の基本問題について納税者、課税庁のそれぞれの立場からその正当性を論理的に検討する。
この講義では、特に国際課税について学習する。

【授業計画】

授業の位置づけ:CP1専門知識,CP3思考力,CP4判断力,CP9倫理観
授業形態:講義・演習
授業方法:能動型・問題解決型

この講義では、前半に報告担当者に担当判例について報告してもらい、後半にその報告について受講者全員で議論する形式で進行する。そのため、扱う事例は受講者の興味・関心に応じて決定する。

第1回      近年の税制事情
第2回      判例報告の仕方
第3回      国際課税の基礎知識
第4回〜第8回   国際課税基礎判例分析
第9回〜第14回  タックスヘイブン対策税制
第15回      まとめ

教科書については、講義中に適宜指示する。

【予習・復習】

予習 2時間 該当判例および法令の関係性(講義内での議論にそなえる)
復習 2時間 判例の構成および納税者・課税庁双方の主張の理解

なお、報告担当者は上記以上の時間を要し、責任を持って報告すること。

【授業関連科目】

行政法、憲法、国際法、会社法、民法

【成績評価方法・注意】

研究報告60% 議論での発言40%

【教科書】

【参考書】

適宜指示する