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開講科目名 研究演習1年後期 大学院
担当教員名 佐井 至道 開講期 単位数
後期 2単位
シラバス1

【授業目標】

 経済学研究科に係る主要科目として,本講義では本研究科の教育目標である経済学に関する理論的・実証的な知識と能力を身につけるため,特に官庁統計などの大規模調査された結果を個票データと表形式データとして公開する場合の利点と欠点について学ぶ。

【到達目標】

1.個票データと表形式データの性質について説明できる。
2.個票データと表形式データに対して秘匿措置を施すことができる。
3.個票データと表形式データに対するリスク評価を行うことができる。
4.修士論文の方向性を見つけることができる。

【授業計画】

1.個票データ(ミクロデータ)の作成方法と性質
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
2.表形式データ(集計データ)の作成方法と性質
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
3.個票データ,表形式データのリスク評価方法
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
4.個票データ,表形式データの秘匿方法
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
5.実際の個票データに対する演習(1)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
6.実際の個票データに対する演習(2)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
7.実際の個票データに対する演習(3)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
8.実際の個票データに対する演習(4)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
9.実際の個票データに対する演習(5)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
10.実際の個票データに対する演習(6)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
11.修士論文の経過報告と研究計画の作成(1)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
12.修士論文の経過報告と研究計画の作成(2)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
13.修士論文の経過報告と研究計画の作成(3)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
14.修士論文の経過報告と研究計画の作成(4)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
15.修士論文の経過報告と研究計画の作成(5)
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正

【予習・復習】

予習(3時間程度)修士論文の作成など
復習(1時間程度)修士論文の作成,修正など

【授業関連科目】

統計学特殊講義

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート(30%),発表(70%)
毎回の発表内容と「到達目標」の到達度によって評価する。
レポートについては次回にコメントし,発表についてはその場でコメントする。

【教科書】

教科書を使用しない

【参考書】

著者:Willenborg, L. and Waal, T. 書名:Elements of Statistical Disclosure Control 出版社:Springer