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アジア経済論特殊講義 2単位     1年以上
池田 昌弘 後期 クラス : 大学院

シラバス1

【授業の目的】

アジア(とりわけ北東・東南アジア)の経済発展と経済統合そして現在の課題に関して、歴史・国際経済・地域社会の面から理解することが本講義の目的である。
講義では学生に対して予め課題論文を熟読し議論をする準備を求める。また、数回程度は要約レジメの作成をしてもらう。論文は事前に配布するが、英語または日本語文献を予定しているので、予習に時間がかかることを覚悟すること。この作業を通じて、学生諸君には論文の読み方・まとめ方を学んでもらいたい。


【到達目標】

講義終了時に以下をできるようになることが、本講義の到達目標である。
1.アジアの経済発展とを歴史的に説明できるようになる
2.アジアの経済統合の変遷と、現在直面する課題が説明できるようになる
3.論文を適切にまとめることができる


【授業計画】

【講義方法】本講義は対面で行われる。


【学内閉鎖時の対応】学内閉鎖時には、Zoomにてライブ講義を行う。IDやパスワードは、講義掲示板より配布される。



第1回 ガイダンス:アジアの経済発展と現状
・事前学修:アジアの現状について各自調べておく
・事後学修:発表担当箇所の論文を精読してレジメ作成を進める


第2回 大分岐とアジア
・事前学修:指定された論文を読んでおく
・事後学修:講義内容を復習する

第3回 アジアの工業化(1):歴史的展開
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第4回 アジアの工業化(2):20世紀後半
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第5回 アジアの工業化(3):21世紀
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第6回 アジアの農業(1):歴史的展開
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第7回 アジアの農業(2):緑の革命
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第8回 アジアの農業(3):国家と組織の役割
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第9回 アジアの国際貿易(1):歴史的展開
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第10回 アジアの国際貿易(2):20世紀後半以降
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第11回 アジアの国際金融
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第12回 アジアにおける格差問題(1):国際間の格差
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第13回 アジアにおける格差問題(2):国内の格差
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第14回 アジアにおける環境問題
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する

第15回 アジアにおけるジェンダー
・事前学修:指定された論文を読んでおく。発表者はレジメ準備をする
・事後学修:講義内容を復習する


【予習・復習】

予習:議論に参加できる程度まで課題論文を熟読する。発表担当者はレジメを作成する(4時間)
復習:講義内容を整理する(2時間)


【授業関連科目】

各分野の経済学が本講義に関連する


【成績評価方法・注意】

出席および受講態度(40%)、成果発表(35%)、期末レポート(25%)で評価する。

・受講態度(40%):講義内でのディスカッション時の積極性や貢献度で評価する。学生は出席するだけでなく議論に参加しなければならない。
・成果発表(35%):課題論文の要約レジメと発表をもって判断する。受講人数により回数は変わるが、各学生3回程度は発表を担当してもらう予定である。
・期末レポート(25%):5ページ以内のレポートを作成してもらう予定である。


成果発表には講義内で直接コメントを返し、期末レポートにはフィードバックを書いて返送する予定である。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

著者:杉原薫 書名:『世界史のなかの東アジアの奇跡』 出版社:名古屋大学出版会
著者:浦田秀次郎・栗田匡相編 書名:『アジア地域経済統合』 出版社:勁草書房
著者:原洋之介 書名:『現代アジア経済論』 出版社:岩波書店
著者:アジア開発銀行 書名:『アジア開発史:政策・市場・技術発展の50年を振り返る』 出版社:勁草書房

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
   

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 研究科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 40% 40% 10% 10%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 25% 10 10 5
成果発表 35% 15 15 5
受講態度 40% 15 15 5 5
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

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