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システム分析特殊講義 2単位     1年以上
西 敏明 前期 クラス : 大学院

シラバス1

【授業の目的】

本学の建学の精神である「学問と真理に対して謙虚な情熱と不屈のファイトを持つ人物の養成」を目指し、教育理念として「高度な専門知識と具体的社会事象に関する問題分析能力、理論的予測能力、創造的な政策立案・実践能力を備えた人材の養成」に寄与することである。
システム分析特殊講義は、理論・分析・情報分野の主要科目であり、品質情報などのシステム分析の考え方・構築の仕方を講義し、修士論文を論理的に作成するために必要な研究能力を育成することを目標とする。


【到達目標】

受講生が、受講後につぎのようなことができるようになることを到達目標とする。
1.システムの考え方・分析方法の基本を学び・理解ができる。
2.品質情報システムと組織の考え方についてさまざまな視点から捉えることができる。
3.情報化時代の到来と大量データの分析についての基本的方法について理解できる。
4.データ分析について、統計解析を基本としてデータでものをいう考え方ができる。
5.上記1.−4.の基本として、関連する論文を自分で探し、読み解くことができる。


【授業計画】

この講義は,
1 対面講義で行います.なお,学校閉鎖時にはZoomを使用した講義となります.オンライン授業の場合,自分でExcelが出来る環境であることが履修条件です.
2 変更があれば,学内掲示板等を通じて連絡します.
3 全学的にオンライン授業となった場合,講義資料配布(前日までに配布)および課題提出(毎回提出)は講義掲示板を通じて行う予定です.
4 対面の際は,配付資料とともに,毎回課題提出の予定です.詳しくは「成績評価方法・注意」を参照のこと.

15回の講義において予習を与え,事前学習を促し講義にのぞむ.講義の最初には,事前学習についての質疑を行い,当日の講義をする.
各授業計画では該当するプリントを配布するが,下記に参考として,参考書の該当関連箇所を明記する.

1.システム分析とは(システムとデータ,組織の関係性について)
参考書:打田,第1章
事前学修:システム分析について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:システムデータの概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

2.システムと分析について
参考書:打田,第8章
事前学修:システムの妥当性に関わるデータについて事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:データ分析の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

3.システムと組織について
参考書:打田,第9章
事前学修:システムと組織の関係について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:システムと組織を繋ぐデータの概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

4.国際規格について
参考書:打田,第1章
事前学修:国際規格ISOについて事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:ISOの役割の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

5.品質情報のシステム分析と質保証
参考書:打田,第9章
事前学修:プロセス品質について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:プロセス系と結果系の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

6.データ解析(1)・・・多変量解析について
参考書:永田,棟近,第1章
事前学修:多変量解析法について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:多変量解析の全体概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

7.データ解析(2)・・・数量化理論(1)
参考書:永田,棟近,第6章
事前学修:数量化理論1について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:数量化理論1の全体概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

8.データ解析(3)・・・数量化理論(2)
参考書:永田,棟近,第8章
事前学修:数量化理論2について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:数量化理論2の全体概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

9.データ解析(4)・・・数量化理論(3)
参考書:永田,棟近,第10章
事前学修:数量化理論3について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:数量化理論3の全体概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

10.システム分析とマネジメント(1)・・・マネジメントシステム
参考書:打田,第10章
事前学修:マネジメントシステムについて事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:マネジメントシステムの全体概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

11.システム分析とマネジメント(2)・・・チェック体制とPDCAサイクル
参考書:打田,第11章
事前学修:PDCAについて事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:PDCAとSDCAの全体概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

12.総合演習(1)・・・システム分析の俯瞰図の考え方
参考書:打田,第1,8,9,10,11章
事前学修:システム設計について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:システム設計の全体最適の全体概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

13.総合演習(2)・・・質保証の適用
参考書:打田,第2章,第3章
事前学修:品質保証について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:品質保証体系図の全体概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

14.総合演習(3)・・・マネジメントサイクルの適用
参考書:打田,12章
事前学修:PDCAサイクルの継続的改善について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:方針管理と品質保証体系図の関係を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

15.まとめ
参考書:永田,棟近,第1,6,8,10章
事前学修:シラバス項目1−14について、復習しておくこと。
事後学修:事例適用とシステム分析の役割について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。


なお,上記,各項目の重要個所については,上記参考書の他に,学会誌などの総説・論文等を指示し,現在の研究動向の把握と下記論文等について読み解く.
 


【予習・復習】

<授業1回当たりの予習・復習の時間>
予習の時間:1.5時間、復習の時間:2.5時間
<予習の目標値(内容)>
「授業前には、該当の事前配布プリントで、講義箇所を読み、わからないところを明確にし、その箇所については詳細に事前学習をすること。」
<復習の目標値(内容)>
「毎授業後には「講義要約レポート」を提出すること。その後、講義中、理解できなかったところを復習して、理解しておくこと。」


【授業関連科目】

地域データ解析特殊講義、統計学特殊講義


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート(80%,20点×4回程度)、受講態度(20%,資料等の持参なしや居眠り,指定した以外でのスマホの使用は減点)によりに評価する。履修したら,必ず60点以上を目指すこと。
講義要約レポート(40%)、中間・最終課題レポート(2回のレポート提出,40%)、受講態度(20%)より成績を評価する。なお、レポート提出した場合、次回の授業で課題の中での特徴的な見解や誤解などについてコメントする。また、疑問点については、授業内で適宜回答する。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

著者:永田 靖,棟近雅彦 書名:ライブラリ新数学大系-E 20 「多変量解析法入門 出版社:サイエンス社
著者:打田和男 書名:図解入門ビジネス 最新ISO9001 2015のすべてがよ〜くわかる本 出版社:秀和システム

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界
 

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 研究科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段        
学習目標(比率) 25% 25% 20% 20% 10%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 80% 25 20 15 15 5
成果発表
受講態度 20% 5 5 5 5
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
       

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