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研究指導1年後期 2単位 1年以上    
三好 宏 後期 クラス : 大学院

シラバス1

【授業の目的】

本研究指導の目的は、履修学生が質の高い修士論文を作成するために、高度な流通・マーケティング論の文献を理解できる力を身につけるとともに、前期で学んだ研究の方法論をより実践できるようになることである。それを通じて、本研究科の目標である「グローバルな視野を持つ地域ビジネス・プロフェッショナルの育成」への貢献を目指す。


【到達目標】

授業目的に基づいて、次の具体的内容ができるようになることが到達目標である。
 1.論文を読むとはどういうことかを理解できる
 2.アンケート調査の調査計画が立てられる
 3.事例調査の調査計画が立てられる


【授業計画】

「講義方法」
基本対面で行う。コロナ等事情によって、海外滞在の学生や感染が不安で登校できない学生に対しては、授業の模様をZOOMによるライブ配信を行う。

また、緊急事態宣言が出されたり、感染者発生による学校閉鎖の措置が取られた場合も同様に、ZOOMによるライブ配信を行うが、事情によりYou Tube動画、および講義案内システムの掲示板を活用した遠隔授業を実施することもある。

授業は、流通・マーケティング論の文献内容を報告してもらい、その内容について議論する。同時に、各自研究テーマを設定し、研究の方法論に基づいた研究計画を練ってもらう。

1.オリエンテーション:履修上の注意、授業のルール等、マーケティングとは何か他
  事前学修:マーケティングとは何かについて考えてくる
  事後学修:授業内容を整理する

2.流通・マーケティング論の文献輪読の前に:『マーケティングの神話』の新しさ
  事前学修:テキストの全体をざっと目を通してくる
  事後学修:授業の内容を整理する

3.第1章 マーケティングの神話
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 
  事後学修:授業の内容を整理する

4.第2章 意味構成・了解型の製品開発
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

5.第3章 対話型コミュニケーション
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

6.第4章 競争概念は普遍的か
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

7.第5章 人間にとって消費するとは何か
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

8.第6章 交換は必然のものか
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

9.第7章 科学はマーケティングなのか
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

10.第8章 神話のマーケティング
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

11.マーケティング神話のまとめ
  事前学修:テキストに関するレポート作成に取りかかる
  事後学修:授業内容を整理する

12.各自研究テーマの報告・検討(1):研究テーマ
  事前学修:研究テーマを考えてくる
  事後学修:報告したテーマを、コメントに基づいて修正する  

13.各自研究テーマの報告・検討(2):研究方法
  事前学修:研究方法を考えてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

14.各自研究テーマの報告・検討(3):研究に向けて
  事前学修:修論の研究テーマ・方法をまとめておく
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

15.まとめ
  事前学修:これまでの内容を整理する
  事後学修:これまでの内容をさらに整理する


【予習・復習】

予習(2時間程度):テキストの該当箇所をよく読み、レジュメにまとめておくこと
復習(2時間程度):学習した内容の整理、関連文献の読解等


【授業関連科目】

商業学特論、商業史特論、流通システム論特論等。


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート・報告内容
       テキストの内容をまとめたレジュメを作成して、報告をしてもらう。レジュメ、およ
       びレポートは、原則コメントをつけて返却するか、模範を例示する。


【教科書】

著者:石井淳蔵 書名:マーケティングの神話 出版社:岩波現代文庫


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
         

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 研究科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段  
学習目標(比率) 40% 20% 10% 10% 5% 5% 5% 5%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 75% 40 20 10 5
成果発表 5% 5
受講態度 5% 5
その他 15% 5 5 5
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
 

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