シラバス1
【授業の目的】
本研究指導の目的は、履修学生が質の高い修士論文を作成できるようになるために、まず研究の方法論を身につけることである。それを通じて、本研究科の目標である「グローバルな視野を持つ地域ビジネス・プロフェッショナルの育成」への貢献を目指す。
【到達目標】
授業目的に基づいて、次の具体的内容ができるようになることが到達目標である。 1.研究とは何をすることかを理解できる 2.研究の主要な方法論の概要を説明できる 3.事例による因果推論の手法を身につける
【授業計画】
「講義方法」 基本対面で行う。コロナ等事情によって、海外滞在の学生や感染が不安で登校できない学生に対しては、授業の模様をZOOMによるライブ配信を行う。
また、緊急事態宣言が出されたり、感染者発生による学校閉鎖の措置が取られた場合も同様に、ZOOMによるライブ配信を行うが、事情によりYou Tube動画、および講義案内システムの掲示板を活用した遠隔授業を実施することもある。
研究の方法論に関するテキストの内容を報告してもらい、それについて議論する。
1.オリエンテーション:履修上の注意、授業のルール・進め方等、研究とは何かの説明他 事前学修:研究するとはどういうことかを、自分なりに考えてくる 事後学修:研究とは何かを、実際の研究論文を読んで確認する
2.リサーチ・デザインとは何か:リサーチの目的とリサーチ・デザインの必要性 テキスト『リサーチ・デザイン』(以下、テキストと表記)の1章の1および2 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
3.リサーチ・デザインとは何か:研究課題の設定と理論の構造、推論技法 テキストの第1章の3、4、5 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
4.リサーチ・デザインの基本型:定量研究と定性研究 テキストの第2章全体 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
5.変数による思考:変数の設定と測定 テキストの第3章全体 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
6.因果関係のコンセプト テキストの第5章全体 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
7.定量的因果推論の技法 テキストの第6章 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
8.これまでのまとめ 具体的テーマに関するリサーチ・デザインの構想演習 事前学修:リサーチ・デザインを作成する 事後学修:報告したリサーチ・デザインをコメントに基づき修正する
9.事例研究の方法:事例の選択 テキストの第4章全体 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
10.比較事例での因果推論技法 テキストの第7章全体 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
11.単独事例での因果推論技法 テキストの第8章全体 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
12.質的比較分析の基本 参考文献『経営事例の質的比較分析』の第1章全体 事後学修:参考文献該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
13.リサーチ・デザインのまとめ テキスト全般についての議論 事前学修:これまでの内容で質問等をまとめておく 事後学修:全体のまとめとして内容を整理する
14.リサーチ・デザインの検討 自身のテーマに関するリサーチ・デザインの構想演習 事前学修:現時点での自分なりのリサーチ・デザインを作成してくる 事後学修:報告したリサーチ・デザインを、コメントに基づき修正する 15.まとめ 事前学修:これまでの内容を整理し、レポートを作成する 事後学修:作成したレポートを、コメントに基づき修正する
【予習・復習】
予習(2時間程度):テキスト・資料等の該当箇所を読んでレジュメにまとめておくこと 復習(2時間程度):学習した内容の整理、課題作成等
【授業関連科目】
社会科学基礎特論I・II、流通システム論特論等。
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:レポート・報告内容 テキストの内容をまとめたレジュメを作成して、報告をしてもらう。レジュメ、レポ ートは、原則コメントをつけて返却するか、模範を例示する。
【教科書】
著者:田村 正紀 書名:リサーチ・デザイン 出版社:白桃書房
【参考書】
著者:田村 正紀 書名:経営事例の質的比較分析 出版社:白桃書房
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
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○ |
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○ |
|
|
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
研究科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
高度な専門知識 |
専門知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
学習目標(比率) |
40% |
|
20% |
10% |
10% |
5% |
5% |
5% |
5% |
評価手段(比率) |
試験 |
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|
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|
小テスト |
|
|
|
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レポート |
75% |
40 |
|
20 |
10 |
5 |
|
|
|
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成果発表 |
5% |
|
|
|
|
5 |
|
|
|
|
受講態度 |
5% |
|
|
|
|
|
|
5 |
|
|
その他 |
15% |
|
|
|
|
|
5 |
|
5 |
5 |
対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
高度な専門知識 |
専門知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
|