シラバス1
【授業の目的】
本講義は、経済学研究科(経済学専攻)に係る主要科目として、本学経済学研究科の教育目標である「総合的実践的能力を体得した高度専門職業人の養成」に貢献することを目標としている。
【到達目標】
受講生が受講終了までにつぎのようなことができるようになることが到達目標である。 (1)社会経済の近代化とは何かを理解し、説明できるようになる。 (2)地域経済の近代化過程について理解し、説明できるようになる。 (3)中国・四国地域を中心にして産業発展の過程を理解し、説明できるようになる。 (4)地域の歴史的成り立ちについて理解し、地域に対して誇りをもてるようになる。 (5)先人の歩んだ苦闘の歴史を認識しうるようになり、その歴史的意義が理解できるようになる。
【授業計画】
この講義は「対面」の講義を基本とする。オンラインによる対応が必要な場合には、講義日の前日までに『講義掲示板』を通じて具体的な指示をします。オンライン対応時には、配布資料をよく読み、資料内容を調べてレポートを作成し提出すること。 明治期には工業化が進んだとはいえ、農林業有業人口は明治初年に8割をしめ、明治末年でも6割ほどであったし、明治31(1989)年には全人口の3分の2が人口5千人以下の町村に住んでいた。この講義では、地域に焦点をあてて、地域経済の近代化過程について検討することにしたい。ケーススタディは、主として中・四国地域を対象とした研究をとりあげることにする。授業計画は以下の通りである。 第1回:近世の地域社会の構造変化を、農業の商業化と農村工業の展開という角度から検討する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第2回:近世の地域社会の構造変化を、諸藩の経済政策の展開と地域経済の動向という角度から概説する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第3回:近世の地域社会の構造変化を、諸藩の経済政策の展開と地域経済の動向という角度から事例に即して検討する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第4回:明治維新の意義について概説する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第5回:維新政府の経済政策について概説する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第6回:地域社会の近代化について検討する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第7回:日本の工業化過程について概説する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第8回:日本の工業化過程について事例に即して検討する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第9回:中・四国地域の工業化について検討する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第10回:大原孫三郎の紡績事業について検討する。参考書:大津寄(2004)第1部第2章 事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第11回:大原孫三郎の金融事業について検討する。参考書:大津寄(2004)第1部第3章 事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第12回:大原家の地方財閥への成長に関して検討する。参考書:大津寄(2004)第1部小括 事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第13回:大原孫三郎の社会貢献の事例として大原社会問題研究所の事例を検討する。参考書:大津寄(2004)第2部第5章 事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第14回:大原孫三郎の社会貢献の事例として倉紡中央病院(倉敷中央病院)の事例を検討する。参考書:大津寄(2004)第2部第7章 事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理 第15回:大原孫三郎の社会貢献の事例として大原美術館の事例を検討する。参考書:大津寄(2004)第2部第8章 事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
【予習・復習】
予習1時間(配布資料・参考書に目を通すこと) 復習2時間(ノートの整理をして、理解度を確かめる)
【授業関連科目】
地域経済論特殊講義
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:レポート及び小テスト 上掲の到達目標にどの程度達したかを確認するために、小テストを実施するとともに、レポートを作成してもらい、それを評価する。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
著者:岡山県史編纂委員会 書名:岡山県史 第十巻 近代1 出版社:岡山県
著者:大津寄勝典(2004) 書名:大原孫三郎の経営展開と社会貢献 出版社:日本図書センター
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
研究科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
高度な専門知識 |
専門知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
○ |
|
○ |
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学習目標(比率) |
60% |
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10% |
10% |
10% |
5% |
|
5% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
30% |
15 |
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5 |
5 |
5 |
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|
レポート |
60% |
45 |
|
5 |
5 |
5 |
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成果発表 |
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受講態度 |
10% |
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|
5 |
|
5 |
|
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
高度な専門知識 |
専門知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
○ |
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○ |
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