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環境経済学特殊講義 2単位     1年以上
加藤 真也 後期 クラス : 大学院

シラバス1

【授業の目的】

本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業の目的とする。


【到達目標】

本講義の到達目標は次の通りである。
1. 応用一般均衡(CGE)分析の考え方がわかるようになること
2. ソフトウェアGAMSを用いてCGE分析ができるようになること
3. 炭素税・排出権取引の政策効果を自身でプログラムを書いてシミュレーションができるようになること


【授業計画】

第1講 GAMSの使い方
    イントロダクション(教科書第1章)
事前学修:教科書の第1章を読んで予習しておく
事後学修:自身のPCにGAMSをインストールしておく

第2講 家計行動とCO2(第2章)
事前学修:教科書の第2章を読んで予習しておく
事後学修:効用最大化について復習しておく

第3講 企業行動とCO2(第2章)
事前学修:教科書の第2章を読んで予習しておく
事後学修:利潤最大化について復習しておく

第4講 簡単な静学CGEモデルとキャリブレーション(第2、5章)
事前学修:教科書の第2、5章を読んで予習しておく
事後学修:一般均衡について復習しておく

第5講 簡単な静学CGE分析(第3、5章)
事前学修:教科書の第3、5章を読んで予習しておく
事後学修:自身でシナリオを設定してシミュレーションをする

第6講 簡単な環境CGEモデル(炭素税モデルと排出権取引モデル)(教科書対応なし)
事前学修:ピグー税と排出権取引市場について予習しておく
事後学修:自身でシナリオを設定してシミュレーションをする

第7講 産業連関表と社会会計表(第4章)
事前学修:教科書の第4章を読んで予習しておく
事後学修:社会会計表の各項目について調べておく

第8講 現実的な静学CGEモデル(1)(第6章)
事前学修:教科書の第6章を読んで予習しておく
事後学修:政府と投資エージェントの役割について復習しておく

第9講 現実的な静学CGEモデル(2)とMPSGE(第6、7章)
事前学修:教科書の第6、7章を読んで予習しておく
事後学修:モデルの閉じ方について復習をしておく

第10講 現実的な静学CGE分析(第8、9章)
事前学修:教科書の第8、9章を読んで予習しておく
事後学修:自身でシナリオを設定してシミュレーションをする

第11講 現実的な静学環境CGEモデル(教科書対応なし)
事前学修:ピグー税と排出権取引市場について復習しておく
事後学修:自身でシナリオを設定してシミュレーションをする

第12講 逐次動学CGEモデル(第12章)
事前学修:教科書の第12章を読んで予習しておく
事後学修:資本ストックの扱い方について復習をしておく

第13講 逐次動学環境CGEモデル(第12章)
事前学修:教科書の第12章を読んで予習しておく
事後学修:自身でシナリオを設定してシミュレーションをする

第14講 Forward Looking型動学CGEモデル(教科書対応なし)
事前学修:ラムゼーモデルについて調べておく
事後学修:経済成長論について復習しておく

第15講 Forward Looking型動学環境CGEモデル(教科書対応なし)
事前学修:ラムゼーモデルについて復習をしておく
事後学修:自身でシナリオを設定してシミュレーションをする


【予習・復習】

講義を受講するに際して、予習2時間・復習2時間を取ること
予習内容:教科書の該当箇所を読んで、疑問点を整理しておくこと
復習内容:配布資料と教科書を見直し、理解を深めること


【授業関連科目】

ミクロ経済学、マクロ経済学


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート
各回の講義でレポートが課されます。小レポートの解説は次回の講義で行います。レポートと受講態度による評価の合計点は100点です。


【教科書】

著者:細江宣裕・我澤賢之・橋本日出男 書名:テキストブック 応用一般均衡モデリング 第2版 出版社:東京大学出版会


【参考書】

参考書を使用しない



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 研究科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段            
学習目標(比率) 50% 30% 20%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 50% 25 15 10
成果発表
受講態度 50% 25 15 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
           

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