シラバス1
【授業の目的】
本研究科の教育目標である「地域社会の発展を支えるグローバルな視野を持つビジネス・プロフェッショナルの養成」に貢献することを授業目標とするが、数字だけを読み取る単なる「分析屋」に陥らないよう、「経営学的思考」を身に着ける。つまり、「アンケートでこのような結果が出たので、結論はこうです」という稚拙な論文にならないように指導する。経営学を語れても経営を語れない「経営哲学がない人」にはならないようにしたい。具体的には、初年度の演習であることを鑑み、修士論文完成に向けて準備を行う。少人数クラスのメリットを生かし、担当教授と大いに語り合う「ゼミ本来の姿」を実践したい。学問のみではなく、人生について一緒に考える「長田塾」とし、インテリジェントかつ思い出に残る師弟関係を築きたい。
【到達目標】
受講生は終了時までに次のようなことができるようになる。 1.商学研究科の学生として知らないでは済まされない「経営戦略の常識」を習得できる。 2.経営学の理論と照らし合わせて、現実のビジネス現象を分析できるようになる。 3.「経営学を実践する力」が高まる。 4.ビジネスの息吹が実感でき、仕事に対するモチベーションが高まる。 5.経営現象を深く読み取る力が身につく。 6.ビジネスに関する専門知識、情報だけではなく、幅広い教養が身につく。 7.「グローバル化」を考える上で、既存の経営学が忘れがちな「文化的差異」も学べる。 8. 経営戦略の観点から、新聞や雑誌の記事を読むことができるようになれる。 9. 議論する力が高まる。 10. 多くの著名経営者と接してきた担当教員と接することで、「人とは何か」、「企業とは何か」といった深い思考ができるようになる。
【授業計画】
1.夏季休暇中の研究成果について報告。 2.後期の研究計画について打ち合わせ。 3.これまで、どこまで研究をすすめてきたかを確認。 4.研究で困難に直面している課題について解決策を考える。 5.修士論文のタイトルと目次(構成)を本決めする。 6.修士論文の内容について改良を指導。 7.指導に従い改良した内容を確認。さらに微修正を行う。 8.修士論文発表の予行演習。 9.修士論文発表の予行演習。 10.参考文献を確認。注釈などの漏れがないかを点検。 11.2019年度後期に修士論文を提出する受講生の修士論文を最終チェック。それを巡り議論。 12.2019年度後期に修士論文を提出する受講生は、修士論文完成版を提出。総評を行う。 13.2020年度前期に修士論文を提出する受講生は、論文のテーマ、タイトル、内容をほぼ確定する。 14.2020年度前期に修士論文を提出する受講生は、論文執筆計画を提出。それについて指導。 15.まとめ
・(仮)タイトルと(仮)目次を早めに決定するが、その後、研究の進捗状況により、 適宜、「カイゼン」を行う。 ・各自の研究テーマについて教員が適宜、参考文献などを指示する。
(事前学修と事後学修=各回とも同じ。) ・事前学修: 各回で扱う章を事前に読んでおくこと。講義はその章を読んでいるものとして進める。 「日本経済新聞」や主要ビジネス誌を毎日読み、経営に関する情報量を増やす。
・事後学修: ビジネスの現実と経営学の理論の両視座から、その講義で学んだ内容をまとめ、データとして保存しておくこと。事後学修とは、毎日こつこつと積み重ねることを意味する。
【予習・復習】
予習・復習 予習:1時間 テキストを熟読しておくこと。方法は初回講義で説明する。 復習:2時間 毎回、修士論文執筆に向けて一歩一歩近づくよう、研究ノートを作成。
【授業関連科目】
経営学関連科目はすべて関係するが、「経営戦略論特論」は必修科目。
【成績評価方法・注意】
「言葉」と「思考」を重視した講義であるため、講義中での発言を評価対象として最優先する。指示した課題(レポート、修士論文計画書など)に関してプレゼン、議論する際、その内容、表現、発言、思考について丁寧にコメントする。レポートについては、提出後に適宜改善点を指導したい。
【教科書】
著者: 書名:日本経済新聞 出版社:日本経済新聞社
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
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○ |
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○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
○ |
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【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
研究科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
高度な専門知識 |
専門知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
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○ |
○ |
○ |
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学習目標(比率) |
50% |
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40% |
5% |
5% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
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レポート |
20% |
10 |
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10 |
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成果発表 |
80% |
40 |
|
30 |
5 |
5 |
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受講態度 |
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|
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
高度な専門知識 |
専門知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
○ |
○ |
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