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商業史特論I 2単位 1年以上    
天野 雅敏 前期 クラス : 大学院

シラバス1

【授業の目的】

本講義は、商学研究科の主要科目として、本研究科の教育目標である「グローバルな視野を持つ地域ビジネス・プロフェッショナルを養成」するために貢献することを授業目標とする。他研究科の大学院生にとっては、「幅広い専門知識の学習」機会になることを目指す。


【到達目標】

本講義では、先進諸国の商業の歴史的展開過程について概説する。そうした講義を通じて、受講生が受講終了までに次のようなことができるようになることを到達目標とする。
1.17世紀から19世紀のイギリス、フランス、ドイツにおける商業の展開について理解し、その意義を会得できるようになる。
2.19世紀のアメリカにおける商業の展開と19世紀後半以降における流通革新の意義を理解できるようになる。


【授業計画】

1.商業史を学ぶにあたって、商業史の基礎について説明するとともに、また商業史特論1の講義の概要を紹介する。配布プリントを参照。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
2.中世ヨーロッパの商業の展開について説明する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下,第1編3
事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
3.中世ヨーロッパの都市と商人ギルドなどの商業組織について概説する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第1編4、5  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
4.商業革命の時代におけるヨーロッパ商業の変質とポルトガルと東インド貿易、スペインとアメリカ貿易の各々の展開について検討する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第2編7  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
5.17世紀におけるオランダの興隆とヨーロッパ商業の転換について説明する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第2編8  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
6.イギリス・フランスの興隆と18世紀のヨーロッパ商業の展開について検討する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第2編9 事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
7.市場、決済制度、運輸・通信、企業形態などに注目して、近代的商業組織の形成過程について概説する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第2編11  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
8.イギリスの工業化と国内商業の展開について検討する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第3編13  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
9.フランス・ドイツを対象にして、19世紀のヨーロッパの商業の展開について説明する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第3編14  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
10.19世紀のアメリカ商業について概説する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第3編15
事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
11.19世紀後半のアメリカの都市化の進展と百貨店、チェーン・ストアなどの大規模小売商の成長について検討する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第3編17  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
12.重化学工業化と両大戦間期のアメリカ商業の展開について検討する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第3編19  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
13.19世紀から20世紀初頭における世界貿易の成長と再編について概観する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第3編18  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
14.第2次大戦後のアメリカにおける流通革命の一層の進展と各国への浸透について検討する。参考書:石坂・壽永・諸田・山下、第3編20  事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
15.以上の講義のまとめをするとともに、受講生の質疑に応ずる。事前学修:当該テーマに関する予習、事後学修:配布資料の整理
16.定期試験を実施。


【予習・復習】

予習1時間(配布資料・参考書に目を通すこと)
復習2時間(ノートの整理をして、理解度を確かめる)


【授業関連科目】

商業学特論、流通システム論特論


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:試験及び小テスト
上掲の到達目標にどの程度達したかを確認するために、小テストを実施するとともに、期末に筆記試験をし評価する。試験について、適宜解説をおこなう。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

著者:石坂昭雄・壽永欣三郎・諸田實・山下幸夫共著 書名:商業史 出版社:有斐閣


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 研究科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 60% 10% 10% 10% 5% 5%
評価手段(比率) 試験 60% 45 5 5 5
小テスト 30% 15 5 5 5
レポート
成果発表
受講態度 10% 5 5
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
     

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