シラバス1
【授業の目的】
本研究指導の目的は、履修学生が質の高い修士論文を作成できるようになるために、自身の研究内容を適宜報告してもらうことで、その内容を精緻化していくことである。また、必要に応じて、関連文献の輪読も行う。それを通じて、本研究科の目標である「グローバルな視野を持つ地域ビジネス・プロフェッショナルの育成」への貢献を目指す。
【到達目標】
授業目的に基づいて、次の具体的内容ができるようになることが到達目標である。 1.よい研究課題を設定できる 2.研究課題に応じた研究方法を選択し、実行できる 3.調査データ等による、適切な因果推論、及び論理展開ができる 4.評価に耐えうる修士論文を作成する
【授業計画】
基本的には、履修学生の研究進捗状況に応じて、その内容を報告してもらい、全員で議論しながら進める。同時に、テキスト『ビジネス・インサイト』(以下、テキストと表記)を輪読することで、関連知識とケース論文作成の技法を学んでもらう。
1.オリエンテーション:履修上の注意、授業のルール・進め方等、論文とは他 事前学修:修論の現状をまとめてくる 事後学修:修論の現状をさらにまとめる
2.修論進捗状況の報告(1):調査のデザイン等 事前学修:修論の調査部分についてレジュメにまとめてくる 事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する
3.ビジネス・インサイトの重要性 事前学修:ビジネスにおけるインサイトの重要性を考えてくる 事後学修:授業内容を整理する
4.経営者は跳ばなければならない テキスト序章 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
5.修論進捗状況の報告(2):ヒアリング準備、質問票の作成等 事前学修:調査の具体的内容をまとめてくる 事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する 6.実証主義の経営を検証する テキスト第1章 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
7.ビジネス・インサイトとは何か テキスト第2章 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
8.修論進捗状況の報告(3):ヒアリング準備、質問票の修正等 事前学修:前回修正したものをまとめてくる 事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する 9.知の隠れた力 テキスト第3章 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
10.ビジネス・インサイトをケースで学ぶ テキスト第4章 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
11.修論進捗状況の報告(4):調査データの報告等 事前学修:実際にした調査結果についてまとめてくる 事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する 12.ケース・リサーチの可能性 テキスト第5章 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
13.経営における偶有性 テキスト第6章 事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる 事後学修:授業内容を整理する
14.修論進捗状況の報告(5):結論等 事前学修:修論の結論部分をまとめてくる 事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する 15.修論進捗状況の報告(6):全体報告 事前学修:修論の全体をレジュメにまとめてくる 事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する
【予習・復習】
予習(2時間程度):修論の作成、テキスト・資料等の該当箇所を読んでレジュメにまとめておくこと 復習(2時間程度):指摘されたことの修論修正、学習した内容の整理、課題作成等
【授業関連科目】
商業学特論、商業史特論I・II、流通システム論特論等
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:修論の内容 修士論文の内容を、理論的、実践的意義に基づいて評価する。
【教科書】
著者:石井 淳蔵 書名:ビジネス・インサイト 出版社:岩波新書
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
|
|
○ |
|
○ |
|
|
○ |
|
【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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|
|
|
|
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
研究科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
高度な専門知識 |
専門知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
学習目標(比率) |
40% |
|
20% |
10% |
10% |
5% |
5% |
5% |
5% |
評価手段(比率) |
試験 |
|
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|
|
|
|
|
|
小テスト |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
レポート |
75% |
40 |
|
20 |
10 |
5 |
|
|
|
|
成果発表 |
5% |
|
|
|
|
5 |
|
|
|
|
受講態度 |
5% |
|
|
|
|
|
|
5 |
|
|
その他 |
15% |
|
|
|
|
|
5 |
|
5 |
5 |
対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
高度な専門知識 |
専門知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
|