シラバストップへ
研究指導2年前期 2単位 2年以上    
三好 宏 前期 クラス : 大学院

シラバス1

【授業の目的】

本研究指導の目的は、履修学生が質の高い修士論文を作成できるようになるために、自身の研究内容を適宜報告してもらうことで、その内容を精緻化していくことである。また、必要に応じて、関連文献の輪読も行う。それを通じて、本研究科の目標である「グローバルな視野を持つ地域ビジネス・プロフェッショナルの育成」への貢献を目指す。


【到達目標】

授業目的に基づいて、次の具体的内容ができるようになることが到達目標である。
 1.よい研究テーマを設定できる
 2.リサーチ・デザインを構想できる
 3.研究課題に応じた研究方法を選択し実行できる
 4.評価に耐えうる修士論文作成に向けて取り組める


【授業計画】

基本的には、履修学生の研究進捗状況に応じて、その内容を報告してもらい、全員で議論しながら進める。同時に、テキスト『日本の優秀小売業の底力』(以下、テキストと表記)を輪読することで、関連知識とケース論文作成の技法を学んでもらう。

1.オリエンテーション:履修上の注意、授業のルール・進め方等、研究論文とは他
  事前学修:修士論文をどのように進めるかまとめておく
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

2.修論進捗状況の報告(1):研究テーマの設定とその理由
  事前学修:研究テーマをまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

3.流通パラダイムの転換
   テキスト序章全体
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

4.地域密着型経営 イズミの事例
   テキストの第1章全体
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

5.修論進捗状況の報告(2):先行研究のサーベイ
  事前学修:テーマに関する先行研究を探してくる
  事後学修:先行研究のサーベイを進める
   
6.店舗参加型の店舗実行能力:ヨークベニマルの事例
   テキストの第2章全体
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

7.業務革新の連続:セブン‐イレブンの事例
   テキストの第3章全体
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

8.修論進捗状況の報告(3):先行研究のレビュー
  事前学修:先行研究のレビューをまとめてくる
  事後学修:さらにレビューを進める
 
9.独自業態の開発:コメリの事例
   テキストの第4章全体
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

10.バリューチェーンの構築:ニトリの事例
   テキストの第5章全体
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

11.修論進捗状況の報告(4):リサーチ・デザイン
  事前学修:リサーチ・デザインをまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する
   
12.後発の優位性:ヤマダ電機の事例
   テキストの第6章全体
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

13.商品調達ネットワーク:ファーストリテイリングの事例
   テキスト全般についての議論
  事前学修:テキスト該当箇所をレジュメにまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

14.修論進捗状況の報告(5):研究方法
  事前学修:研究の方法をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する
    
15.まとめ
  事前学修:これまでの内容をレポートにまとめる
  事後学修:これまでの内容を整理する






【予習・復習】

予習(2時間程度):修論の作成、テキスト・資料等の該当箇所を読んでレジュメにまとめておくこと
復習(2時間程度):指摘されたことの修論修正、学習した内容の整理、課題作成等


【授業関連科目】

商業学特論、商業史特論I・II、流通システム論特論等


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート・報告内容
       テキストの内容をまとめたレジュメを作成して、報告をしてもらう。レポートは、原則コ
       メントをつけて返却する。


【教科書】

著者:矢作 敏行 書名:日本の優秀小売業の底力 出版社:日本経済新聞出版社


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
         

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 研究科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段  
学習目標(比率) 40% 20% 10% 10% 5% 5% 5% 5%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 75% 40 20 10 5
成果発表 5% 5
受講態度 5% 5
その他 15% 5 5 5
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
高度な専門知識 専門知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
 

戻る
 
Copyright (c) 2004 okayama shoka university co.,Ltd All Rights Reserved