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研究演習4年 4単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 4年以上  
2013年度以前入学生
門脇 一彦 通年1コマ   経済   経営 4年以上  
備考  
実務経験 内容 世界最大の空調企業で,研究・商品開発・ビジネス改革に従事し,製造企業のモノづくりのほとんどのプロセスを経験し,加えてビジネスソフトウェア事業部門で,顧客の経営改善やDX改革のコンサルタント実務経験を積んだ。
授業との関連 開発技術者とビジネスコンサルタント活動の経験をもとに,経営活動全般の知識、ビジネスプランの知識,「商品を企画して設計する」マネジメントの知識、経営及び技術戦略の知識などを、理論的・実践的に教授する。
シラバス1

【授業の目的】

(1)ビジネスの世界を理解する。(2)会社のマネジメントを理解する。産業を理解する。卒業論文研究を行う。目標は、(a)会社研究や会社ヒアリング調査を通じて、ビジネスというものをよく理解し、社会人となってビジネス世界に入って楽しく仕事ができるように、ビジネスに関する知識を身近なものにすること、(b)卒業論文を仕上げること、です。大学4年間総決算の自作品として『卒業論文』を仕上げる。自費製本する。

【到達目標】

【到達目標】

卒論に、新風を起こせ! ビジネス世界のイノベーションに送れるな!
1.卒論テーマ(ビジネス限定)を、自分で決め、自作品として『卒業論文』を仕上げる。自費製本する。会社を選択して、その会社について詳しく知る情報を集める。方法:インターネット・資料検索・会社訪問インタビューを通じて、会社情報を集めることができる。
2.選択した会社について、詳しく知ることができる:経営形態、組織、事業内容、事業体制、国内・国外への事業展開、社員の勤務形態、社員の給与・ボーナス・勤務時間・福利厚生、出向・転勤・海外勤務、社員の勤務満足度(社員が楽しそうに働いているか)、会社の将来性、会社の活力と技術力、会社幹部の経営者としての魅力など。
3.パソコン、プロジェクターを使いこなし(最新・ネット接続可能ノートパソコン必需品)、卒業論文や大学院、及び産業界でPCを活用できる能力を獲得する。

【授業計画】

本演習では、原則として、対面演習とします。対面では、各回に課したレポート、事前調査、論文草稿など事前学修成果に対して、成果達成度と次のアプローチを具体的に指導します。大学の新型コロナウイルス対策でオンライン講義方針となった場合、オンライン演習(Zoom利用)を実施します。

この演習には、下記の条件を満たす方のみ、参加できます。← 8つの参加条件全部を満たさない場合、単位取得不可。
(1)ノートパソコン(PC)を個人で所持していて、演習授業に毎回持参すること。
(2)PCは、大学既設プロジェクターに接続して、PowerPoint発表等に使えること。
(3)PCには、Mac_OSないしWindows7以上のOS、Word、Excel、PowerPoint、アンチ・ウイルスソフト)がインストール済みであること。WIFI接続が可能であること。
(4)PCは、自宅でインターネットに接続できること。(スマホのテザーリング機能利用可能のこと)。
(5)スマートフォーン等で、SNSショートメイルや、ライン(LINE)による演習グループ登録と演習参加者間情報交換を行って、演習メンバー内での情報共有に参加できること。
(6)演習授業で自主的に討論に参加し、質疑応答し、同期生との会話力と協調力、相手への敬意と謙虚さを持っていること。また自分の行動を自己管理できること。
(7)この演習の評価方式は、自分でポイントを稼いで単位を請求する方式。各自の自主性と自立が尊重されるので、それらに同意できること。演習出席点といった評価点数は無い。
(8)本演習は卒業論文の作成を目的とする。

前期授業計画
1.オリエンテーション:アクティブラーニング方式(「教えることは学ぶこと」)の導入。卒業論文の作成を目的として、卒業論文計画を各自、作成して、下記指導を受けるものとする。
 事前学修:シラバス内容を確認して、全体計画を理解する
 事後学習:演習を受けて自己の認識を修正する

2.研究の発表(1)― 研究テーマの選び方、連絡ネットワーク化
 事前学修:研究計画を立案する
 事後学習:自己の計画を修正する

3.研究の発表(2)― 研究の進め方に関する指導と理解
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

4.研究の発表(3)― 研究の進め方に関する指導と理解
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

5.研究の発表(4)― 研究の進め方に関する指導と理解
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

6.研究の発表(5)― 研究の進め方に関する指導と理解
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

7.研究の発表(5)― Word, Excel, Power Point, End Noteの使い方(受講生による講義)
 事前学修:事前課題を実践して演習に備える
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

8.研究の発表(6)― 情報の集め方、End Noteの使い方(受講生による講義) 
 事前学修:事前課題を実践して演習に備える
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

9.研究の発表(7)― PDCA= Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

10.研究報告の作成の仕方と問題解決8ステップ:課題明確化 → 現状の把握 → 目標の設定 → 真因を考え抜く → 計画策定 → 計画実施 → 成果確認 → 成果とりまとめ。 
事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

11.卒論研究成果の報告と討論(1)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

12.卒論研究成果の報告と討論(2)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

13.卒論研究成果の報告と討論(3)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

14.研究上の問題点と討論(ヒアリング体験報告等)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

15.前期の成果と後期の課題
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

後期授業計画
16.オリエンテーション、後期の目標と課題
 事前学修:研究計画を立案する
 事後学習:自己の計画を修正する

17.卒論研究成果の報告と討論(4)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

18.卒論研究成果の報告と討論(5)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

19.卒論研究成果の報告と討論(6)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

20.卒論研究成果の報告と討論(7)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

21.卒論研究成果の報告と討論(8)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

22.卒論研究成果の報告と討論(9)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

23.卒論研究成果の報告と討論(10)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

24.卒論研究成果の報告と討論(11)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

25.卒論研究成果の報告と討論(12)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

26.卒論研究成果の報告と討論(13)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

27.卒論研究成果の報告と討論(14)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

28.卒論研究成果の報告と討論(15)
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

29.卒論研究成果の最終報告のとりまとめ
 事前学修:研究計画に沿って研究を実践する
 事後学習:指導に従い研究成果と計画を修正する

30.卒論研究成果のまとめ
 事前学修:これまでの指導を総まとめする
 事後学習:指導に従い研究成果を完成させる

【予習・復習】

予習2時間:授業前日までに、パワーポイント(ソフト)を使って、スライド1枚内に、毎回授業討論テーマ・スライドを作成して、PCを持参して報告できるようにしておく。またスライドを印刷し、毎回、提出する。
復習2時間:次回授業前日までに、自作スライドの修正を行う。スライドは全授業30回終了後に、印刷・提出する。

【授業関連科目】

経営学1、2、経営戦略論、経営管理論、国際経営論

【成績評価方法・注意】

通年授業回数全30回中、理由を問わず欠席4回以上、単位取得不可。5回全部に公認欠席理由証明書がある場合を除く。単位は自分で毎回点数を獲得し、結果に対して自己責任を負う。教員は個別評価や特別配慮をしない。評価基準を公開する。各自自主点数獲得方式。エクセルで自分算定する。基準(1)成績評価点→毎回受講評価点の30回平均点。(2)毎回授業の評価点→(a)毎回、各自事前予習し、スライド作成、プレゼンテーション準備で評価点を自主獲得する。(b)プレゼンテーション、スライド作成優劣、討論参加度合の評価点獲得、(c)演習中無発言は評価0点、(d)遅刻早退・迷惑行為減点。(e)指定した卒論作成指導計画に遅れたものは、単位取得不可。

課題等に対するフィードバック:卒論予稿を大学Web講義案内システムの掲示板から提出し、教員による査読後に、改善指導・指示を行う。またZoom利用の場合でも、個別の面談指導を行ったのち、掲示板にアプロードし、査読後に改善指導・指示に従って改善を行う事とします。

論文作成やゼミ発表はパソコン(PC)使用を原則とし、産業界や大学院の活動が行える能力を獲得する。
成績評価は、論文やゼミ資料などの成果発表(50%)と、ゼミ発言や積極的参加の受講態度(50%)で評価する。

【教科書】

プリントを配布する
著者:教科書を使用しない 。必要に応じて指示する。 書名:必要に応じて指示する。 出版社:

【参考書】

適宜指示する
著者:石黒圭 書名:論文・レポートの基本 出版社:日本実業出版社