日本史概説II | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 2年以上 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 商 | ||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
南光 恭裕 | 後期1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||
備考 | 教職科目(教職コース生のみ) | ||||||||
実務経験 | 内容 | 高校教員として「日本史」の指導に携わり、教材の研究開発、授業、評価等の実務経験を積んだ。 | |||||||
授業との関連 | 「日本史」担当の高校教員としての経験をもとに、学習指導要領を踏まえた中学校社会科「歴史的分野」における教材研究、授業方法、評価方法等について、実態に即した指導法を教授する。 |
授業の位置付け:DP1 専門知識、DP3 思考力、DP5 会話・文章力、DP6 意欲・責任感
中学校社会科教員免許取得に係わる必修科目として、本学の教育目標である「幅広い学習機会の提供」に貢献すること。
受講生が次のようになること
1 中学校社会科「歴史的分野」のうち、近世後半、近現代の指導に際して求められる日本史の基礎的知識が身に付いている。
2 中学校社会科「歴史的分野」の教材研究の進め方、学習指導案の作成、授業展開や評価のあり方など授業実践に必要な技能が身に付いている。
*講義資料の配付について
1 前日までに「講義掲示板」により電子データを送付します。
2 対面授業時は,各回の授業の冒頭で紙資料も配付します。
3 オンライン授業時は,事前にプリントアウトしておいてください。
*オンライン授業の形態について
ZOOMを使って行います。
*コロナ対応について
1 定期試験は実施しません。
2 対面授業、オンライン授業を問わず、毎回、課題の提出があります。
3 対面授業時の座席を指定します。
授業の位置付け:DP1 専門知識、DP3 思考力、DP5 会話・文章力、DP6 意欲・責任感
指導形態:講義・演習
指導方法:受動型・能動型
第1回
ガイダンス…調査、シラバス、受講ルール、評価、教科書、履修、レポート、課題等
近世の文化…桃山文化、江戸時代前期の文化、江戸時代後期の文化(P122〜123、P143〜145、P151〜153)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第2回
近世から近代へ…開国、江戸幕府の滅亡(P174〜177)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第3回
近代国家へのあゆみ…明治維新、殖産興業と富国強兵(P180〜184)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第4回
立憲制国家の成立(1)…領土の画定と隣接地域、士族の反乱と自由民権運動(P192〜194)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第5回
立憲制国家の成立(2)…大日本帝国憲法の制定、藩閥政府と民党、列強の動向とアジア(P198〜203)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第6回
立憲制国家の成立(3)…朝鮮をめぐる対立、朝鮮・満州をめぐる日本とロシアの対立(P204〜207)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第7回
大正デモクラシーの時代…大正デモクラシー、社会運動の広がり(P230〜233)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第8回
近代文化…文明開化の展開、社会運動の発展と近代文化の形成、都市化の進展と大衆文化(P186〜188、P212〜214、P235〜236)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第9回
課題発表(1)…近代(幕末、明治、大正)に関する課題発表(1人10〜15分程度)
事前学修:近代に関する課題発表の準備
事後学修:受講者の評価シートによる課題発表の反省
第10回
世界恐慌と日本…日本の進路を変えた満州事変、日中全面戦争と戦時体制(P242〜245)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第11回
第二次世界大戦と日本(1)…アジア・太平洋での戦争、戦時下の国民の生活(P248〜251)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第12回
第二次世界大戦と日本(2)…第二次世界大戦の終結(P252〜253)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第13回
平和と民主化…第二次世界大戦後の世界、国際社会への復帰と55年体制(P270〜274)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第14回
戦後の文化…敗戦直後の社会と文化、経済大国となった日本(P268〜269、P282〜285)
事前学修:教科書の熟読と予習プリントの完成
事後学修:授業内容の整理と授業の振り返り
第15回
課題発表(2)…近現代に関する課題発表(1人10〜15分程度)
事前学修:近現代に関する課題発表の準備
事後学修:受講者の評価シートによる課題発表の反省
予習:該当する教科書範囲を熟読しながら、あらかじめ配付する予習プリントを完成させ、教科書の
記載内容を把握しておく。(2時間)、
課題発表の回については、その準備と発表用スライドの作成(5時間以上)
復習:授業内容の整理(2時間)
社会科教育法1,2 日本史概説1
成績評価方法:毎回の課題(70%)、成果発表(30%)により評価します。
欠席4日で不認定、遅刻10分以上は欠席扱い、遅刻3回で欠席1回
予習プリントについては、模範解答を配付します。
課題発表については、相互評価を行います。
著者: 書名:中学校社会科教科書「歴史的分野」 出版社:日本文教出版
著者:山本博文 書名:新潮新書『歴史をつかむ技法』 出版社:新潮社
適宜指示する