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基礎演習 4単位 2014年度以後入学生
  経済 2年以上 経営    
2013年度以前入学生
井尻 裕之 通年1コマ   経済 2年以上 経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置づけ:1)知識・技能 2)思考力・判断力・表現力 3)主体的に行う態度

本演習では(1)文章作成能力、(2)プレゼン能力、(3)情報収集能力、(4)PCスキル を習得し、特に後期では金融論の基礎的知識を身に付ける。
本演習を通じ、自身の考えをまとめ、表現するための技術を習得し、教育理念である「社会事象を的確に捉える」能力を身に付け、教育目標である「幅広い学習機会の提供」に貢献することを目標とする。

【到達目標】

本演習終了時に、以下が達成できることを到達目標とする。

(1)金融の基礎的な知識を基に、身の回りの経済事象を把握することができる
(2)自身で認識した課題に対し、情報収集を行うことができる
(3)そして他に発信するため、効果的な資料を作成し、プレゼンを行う、またはレポートを作成することができる

【授業計画】

[講義方法]

基本的には対面にて講義を実施します。

コロナ感染症による影響で未入国留学生が履修している場合、
Zoomにて講義と並行して中継を行います(未入国留学生のみZoomの視聴可)。
そのほか、講義掲示板を通じて連絡を行います。

コロナ感染症による影響で、大学構内閉鎖の場合、Zoomにて講義を実施します。


[講義の受講条件]

1.遅刻・欠席等は事前に連絡すること。
2.個人のPCを準備できることが望ましい(一応、大学のPCを使うことはできます)。
3.SNSの利用ができること(連絡網として活用します)。


[前期・後期を通じて]

以下の予定でゼミを行いますが、所属学生の希望や状況等も踏まえて、
論文大会やプレゼン大会等(学外も含めて)にも参加したいと考えています。
そのため、特に後期については参考程度にご確認ください。

※ 2017・2018・2019・2021年度は、『日経ストックリーグ』に参加しました。


[前期]

1.前期オリエンテーション、自己紹介
   事前学修:自己紹介を考える
   事後学修:よりよいプレゼンはどのように行えばよいか考える


2.文章の書き方
   事前学修:自身で文章のより良い書き方を調べる
   事後学修:自身が書いた文章を推敲する


3.経済に関する記事の精読と要約(1)
   事前学修:自身で文章のより良い書き方を調べる
   事後学修:自身が書いた文章を推敲する


4.経済に関する記事の精読と要約(2)
   事前学修:自身で文章のより良い書き方を調べる
   事後学修:自身が書いた文章を推敲する


5.グループ発表:経済に関する記事(1)
   事前学修:新聞記事やニュースに触れ、直近の経済事情を知る
   事後学修:よりよい発表方法を考える


6.グループ発表:経済に関する記事(2)
   事前学修:新聞記事やニュースに触れ、直近の経済事情を知る
   事後学修:よりよい発表方法を考える


7.グループ発表:経済に関する記事(3)
   事前学修:新聞記事やニュースに触れ、直近の経済事情を知る
   事後学修:よりよい発表方法を考える


8.インターネットを用いた調べ方
   事前学修:インターネットに触れる
   事後学修:情報リテラシーを身に着ける


9.Power Pointの基本操作(使い方)
   事前学修:Power Point に触れる
   事後学修:Power Point で発表資料を作る


10.Excelの基本操作(データの扱い方)
   事前学修:Excel に触れる
   事後学修:Excel で分析を行う


11.Power Pointを用いたプレゼンの練習
   事前学修:Power Point で発表資料を作る
   事後学修:より良い発表を考える


12.Power Pointを用いた発表練習(1)
   事前学修:Power Point で発表資料を作る
   事後学修:より良い発表を考える


13.Power Pointを用いた発表練習(2)
   事前学修:Power Point で発表資料を作る
   事後学修:より良い発表を考える


14.グループでPower Pointを用いた発表(1)
   事前学修:Power Point で発表資料を作る
   事後学修:より良い発表を考える


15.グループでPower Pointを用いた発表(2) 前期のまとめ・整理
   事前学修:Power Point で発表資料を作る
   事後学修:より良い発表を考える



[後期] 上述したように、後期については参考程度にご確認ください。

16.後期オリエンテーション
   事前学修:夏休みの課題を作成
   事後学修:課題の整理


17.金融についての基本的知識(1):参考書第1章
   事前学修:参考書第1章を読む
   事後学修:疑問点等を解決する


18.金融についての基本的知識(2):参考書第2章
   事前学修:参考書第2章を読む
   事後学修:疑問点等を解決する


19.金融についての基本的知識(3):参考書第3章
   事前学修:参考書第3章を読む
   事後学修:疑問点等を解決する


20.金融政策と日本銀行     :参考書第5章
   事前学修:参考書第5章を読む
   事後学修:疑問点等を解決する


21.金融政策の手段       :参考書第6章
   事前学修:参考書第6章を読む
   事後学修:疑問点等を解決する


22.金融システムと金融仲介機関 :参考書第7章
   事前学修:参考書第7章を読む
   事後学修:疑問点等を解決する


23.銀行以外の金融機関     :参考書第8章
   事前学修:参考書第8章を読む
   事後学修:疑問点等を解決する


24.金融商品          :参考書第12章&第13章
   事前学修:参考書第12&13章を読む
   事後学修:疑問点等を解決する


25.レポートの作成方法
   事前学修:レポートの書き方を調べる
   事後学修:レポートの書き方を身に着ける


26.レポートの作成(1)
   事前学修:レポート内容を考える
   事後学修:レポートを作成する


27.レポートの作成(2)
   事前学修:レポート内容を考える
   事後学修:レポートを作成する


28.レポートの作成(3)
   事前学修:レポート内容を考える
   事後学修:レポートを作成する


29.レポートの発表
   事前学修:レポート内容の発表準備を行う
   事後学修:レポートを推敲する


30.後期のまとめ・整理
   事前学修:後期の振り返りを行う
   事後学修:3回生に向けて目標を立てる

【予習・復習】

〔前期〕
予習(2時間程度):ExcelやPower Pointの練習。発表の準備。
復習(3時間程度):授業内容の復習。課題の作成。

〔後期〕
予習(2時間程度):教科書の次回該当箇所を事前に読む。発表の準備。
復習(3時間程度):授業内容の復習。課題の作成。

【授業関連科目】

教養演習、金融論、金融政策、金融リテラシー講座(基礎編)、金融リテラシー講座(応用編)、金融特別演習

【成績評価方法・注意】

主に、(1)発表-30% (2)提出物-30% (3)出席状況-15% (4)授業内態度-25% などを考慮し、総合的な評価を行う。
提出物や発表については、コメントを行う。

【教科書】

教科書を使用しない

【参考書】

著者:家森 信善 書名:金融論(第2版) (【ベーシック+】) 出版社:中央経済社