マーケティング論II | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 1年以上 | 商 | 1年以上 | |||
2013年度以前入学生 | |||||||||
西 春奈 | 後期1コマ | 法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 1年以上 | 商 | 1年以上 | |
備考 | 商学科優先 |
本講義ではマーケティング論における複数のトピックについて,事例を取り入れながら概説する。受講生がマーケティングの理解を深め実践する能力を身につけるために,各領域のマーケティングの知識や基本的な理論を修得することが本講義の目的である。これを通じて本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指す。
マーケティング論IIを学ぶことによって,以下のことができるようになることを到達目標とする。
1.マーケティングに関する基礎的な知識を身につける。
2.マーケティングの基本的な理論や概念について説明することができる。
3.日常生活において,また新聞や雑誌等を通じて,企業のマーケティング活動に興味・関心を持つ。
4.企業のマーケティング活動の事例について,マーケティングの概念と結び付けて考え,論じることができる。
5.学んだ知識を用いて,マーケティング活動を計画することができる。
★★★シラバス内容の一部変更(2022年7月28日付)★★★
(1)2022年度前期マーケティング論Iで扱う予定にしていた内容を取り入れます(授業計画第1回から第6回に該当する)。
(2)第1回から第6回は,参考書として,石井・廣田・清水編著『1からのマーケティング第4版』を可能な限りでご用意ください。
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■通常時の授業方法について
・原則,対面で実施する。ただし,履修者数が教室収容定員を超過した場合は,対面とオンライン(Zoom)でのハイブリッド授業とし、受講方法は以下の通り学科ごと・入国状況で振り分けます。
(1)商学科の学生:優先的に教室で受講
(2)経営学科・法学科・経済学科の学生:Zoomでの受講
(3)学科問わず未入国等で通学できない学生:Zoomでの受講
・その他,授業に関する不明点は担当者までメール,WebClassメッセージ等で問い合わせること。
■学校閉鎖時の授業方法について
・学校閉鎖時は,ZoomまたはYouTubeを用いて実施する。
・ミーティングID/PW等の詳細は,WebClass上に共有する。
■受講上の注意
・マーケティング論Iを履修済みであることが望ましい。未履修者には,各自,参考書等を用いて勉強することを求める。
・第1回目の講義に必ず出席すること。
・予習復習を含めて,日々,一消費者としての反応・行動や企業や地域のマーケティング活動に注意を向けること。
・授業中の問いかけには積極的に参加すること。(Zoom受講者はチャットで参加すること)
・WebClass上でPDF形式の講義資料を配布する。
■授業計画
(以下の授業計画は,進捗や受講生の関心に応じて変更する場合がある。)
1.イントロダクション:マーケティング論Iの復習と授業の進め方
事前学修:前期マーケティング論Iの内容を復習する。興味のある企業・組織のマーケティング活動について調べる。
事後学修:講義内容を整理する。
2.サプライチェーンのマネジメント(『1からのマーケティング』第8章)
事前学修:配布資料および参考書第8章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:講義内容を整理する。
3.営業のマネジメント(『1からのマーケティング』第9章)■サントリー,キリンの事例
事前学修:配布資料および参考書第9章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:講義内容を整理する。
4.顧客関係のマネジメント(『1からのマーケティング』第10章)
事前学修:配布資料および参考書第10章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:講義内容を整理する。
5.顧客理解のマネジメント(『1からのマーケティング』第12章)
事前学修:配布資料および参考書第12章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:講義内容を整理する。
6.ブランド構築のマネジメント(『1からのマーケティング』第13章)■日清食品,花王の事例
事前学修:配布資料および参考書第13章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:講義内容を整理する。
7.リテール・マーケティング(1):小売ビジネスとマーチャンダイジング
事前学修:身近な小売業のマーケティング上の課題を考える。
事後学修:講義内容を整理する。
8.リテール・マーケティング(2):ナショナル・ブランドとプライベート・ブランド
事前学修:身近な小売業のマーケティング上の課題を考える。
事後学修:講義内容を整理する。
9.リテール・マーケティング(3):プライベート・ブランド商品の開発■アルペンの事例
事前学修:身近な小売業のマーケティング上の課題を考える。
事後学修:講義内容を整理する。
10.サービス・マーケティング(1):サービスの基本特徴とマーケティング
事前学修:身近なサービス業のマーケティング上の課題を考える。
事後学修:講義内容を整理する。
11.サービス・マーケティング(2):顧客経験マネジメントの枠組み:プロ・スポーツの事例
事前学修:身近なサービス業のマーケティング上の課題を考える。
事後学修:講義内容を整理する。
12.グローバル・マーケティング(1):グローバル化とマーケティング
事前学修:身近なグローバル企業のマーケティング上の課題を考える。
事後学修:講義内容を整理する。
13.グローバル・マーケティング(2):グローバル・マーケティング戦略と組織構造
事前学修:身近なグローバル企業のマーケティング上の課題を考える。
事後学修:講義内容を整理する。
14.グローバル・マーケティング(3):グローバル・マーケティング戦略■亀田製菓,山崎製パンの事例
事前学修:身近なグローバル企業のマーケティング上の課題を考える。
事後学修:講義内容を整理する。
15.授業のまとめと質疑応答
事前学修:これまでに学修した内容について確認し,疑問点をまとめる。最近気になるマーケティング事象を共有する。
事後学修:講義内容を整理する。
予習(2時間):新聞や雑誌等で,各トピックに関連するビジネス記事を読むこと。指示された課題に取り組むこと。気になる/疑問に感じるマーケティング事象を見つけ,WebClass掲示板に共有すること。
復習(2時間):授業の内容について身近な事例と合わせて考え,確認すること。
マーケティング論I,サービス・マーケティング,商業経営論,商業・流通とマーケティング,ビジネス概論I・II,消費者行動論,商品開発,広告論,市場調査論,地域マーケティングI・II,国際経営論I・II等。
■成績評価方法
成績は,レポート(50%)と小テスト(50%)で判断する。
レポートでは,上記到達目標をどの程度達成したかを問う。原則,次回の授業で評価のポイントをコメントする。
小テストでは,基礎概念の理解を問う。授業の進捗に応じて実施し,原則,次回の授業で解答のポイントを示す。
課題はすべてWebClassでやりとりする。
■注意事項
毎回WebClass上で出席をとる。各自のスマートフォンやタブレットで出席登録を行うこと。
レポートの作成・提出,小テストの回答提出,また企業・製品の情報を収集するために,PCやスマートフォン等のデバイスとインターネット通信環境が必要となる。
教科書を使用しない
著者:清水信年・坂田隆文編著 書名:1からのリテール・マネジメント 出版社:中央経済社
著者:R. P. フィスク・S. J. グローブ・J. ジョン 書名:サービス・マーケティング入門 出版社:法政大学出版局
著者:小田部正明・栗木契・太田一樹編著 書名:1からのグローバル・マーケティング 出版社:中央経済社
著者:石井淳蔵・廣田章光・清水信年編著 書名:1からのマーケティング(第4版) 出版社:中央経済社
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ | ○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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○ | ○ |
【初年次教育】 | 【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 | 大学院進学 | |
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【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
学習目標(比率) | 30% | 10% | 25% | 10% | 10% | 10% | 5% | ||||
評価手段(比率) | 試験 | ||||||||||
小テスト | 50% | 15 | 5 | 15 | 5 | 5 | 5 | ||||
レポート | 50% | 15 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | ||||
成果発表 | |||||||||||
受講態度 | |||||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |