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キャリア形成論 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
見崎 史拓(代)
長江 由美子
後期1コマ   経済   経営    
備考 水II・法学科 ※「旧:キャリア形成論II」2020年度入学生までキャリア科目、2021年度入学生からは一般教育科目
実務経験 内容 経営コンサルティング会社に勤務し、コミュニケーション・ビジネスマナーを中心に企業・各種団体を対象とした研修を実施。同時に、学生対象のキャリア開発事業にも関わり、大学生のキャリア形成プログラムを開発、実施。
授業との関連 様々な業界で求められるビジネスマナー、コミュニケーションについて理解があり、学生が社会に出て求められるマナーを想定して伝えることができる。また、学生のキャリア形成において、相手にコンタクトをとり、面接を受ける、といった場面でも必要とされることであり、そうした場面にも役立つ内容を伝えることができる。
シラバス1

【授業の目的】

本学の教育目標である「社会的人材の育成」に貢献することを授業目標とする。職業人・社会人として必要な「ビジネスマナー」を学び、使いこなせる「社会人基礎力」を身に着ける。また大学生活でそれを培う場面を自分で計画し、能動的な学生生活を送る。

【到達目標】

受講生が、受講後に次のようなことができるようになること。
1.主要な社会経済や時事問題について理解し、自分の意見を表明できるレベルまで把握している。
2.集団生活において、社会人として適切な挨拶や話し方ができる。
3.適切な電話の受け方、取り次ぎ方、かけ方とメールの書き方を理解し、連絡手段として活用できる。
4.訪問・来客応対のマナーを理解し、対面の場面で発揮できる。
5.自ら学内外の人と接する機会を作り、関係性を築くことができる。

【授業計画】

対面の場合は毎回レポート提出があります。
オンライン対応時の授業方法
Zoom、YouTubeなど講義日の前日までに具体的な指示を『講義掲示板』から送信します。毎回レポート提出が必要です。

   1.マナーとは ― マナーの意義を理解する
    教科書:第1章
    ・事前学修:教科書p.5〜10を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.8〜9のミニケースとクイズを解き、答え合わせをして理解を深める。

   2.電話のマナー(1) ― 電話の基本マナー、初めて連絡する場合
    教科書:第2章
    ・事前学修:教科書p.11〜16を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.15〜16のミニケースとクイズを解き答え合わせをして理解を深める。

   3.電話のマナー(2) ― ビジネスの場面での応対、取次ぎ、メモの作成
    教科書:第3章
    ・事前学修:教科書p.17〜22を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.21〜22のミニケースとクイズを解き答え合わせをして理解を深める。

   4.メールのマナー ― メールの基本マナー、初めて連絡する場合
    教科書:第4章
    ・事前学習:メール本文を書いてくる
    ・事後学習:メール本文を書きなおしてみる

   5.言葉遣い ― 敬語の種類と使い方のルール
    教科書:第5章
    ・事前学修:教科書p.30〜37を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.36〜37のミニケースとクイズを解き答え合わせをして理解を深める。

   6.訪問の仕方(1) ― アポイントメントの取り方、訪問時のマナー
    教科書:第6章
    ・事前学修:教科書p.38〜44を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.43〜44のミニケースとクイズを解き答え合わせをして理解を深める。

   7.訪問の仕方(2) ― 名刺交換、自己紹介
    教科書:第7章
    ・事前学修:教科書p.45〜50を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.49〜50のミニケースとクイズを解き答え合わせをして理解を深める。

   8.来客応対 ― 対応マナーの基本、取次ぎの仕方
    教科書:第8章
    ・事前学修:教科書p.51〜59を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.56〜57のミニケースとクイズを解き答え合わせをして理解を深める。

   9.仕事におけるコミュニケーション(1) ― 指示の要点を整理する、正確に伝える
    教科書:第9章
    ・事前学修:教科書p.60〜65を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.64〜65のミニケースとクイズを解き答え合わせをして理解を深める。

  10.仕事におけるコミュニケーション(2) ― 受命と報告
    教科書:第10章
    ・事前学習:文書による報告箇所を書いてくる
    ・事後学習:文書による報告箇所を書き直してみる

  11.仕事におけるコミュニケーション(3) ― 主張
    教科書:第11章
    ・事前学修:教科書p.73〜80を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.79〜80のミニケースとクイズを解き答え合わせをして理解を深める。

  12.ビジネスマナー総復習 教科書:第1〜11章 
    ・事前学修:教科書p.5〜80を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:総復習の問題について、答え合わせをして理解を深める。

  13.社会常識(1) ― 情報リテラシー
    ・事前学修:教科書p.86〜96を読み、疑問点を整理しておくこと。
    ・事後学修:教科書p.86〜96を読み直し、理解を深めておくこと。

  14.キャリアデザイン(1) 
    ・事前学修:大学生活で取り組んできたことを思い出し、まとめておく。
    ・事後学修:大学生活で取り組んできたことをまとめ、今後の展望を考える。

  15.キャリアデザイン(2) 
    ・事前学修:後半の大学生活で取り組みたいことを考えてくる。
    ・事後学修:目標をまとめ、大学生活の指針とする。

  16.定期試験

※ 各回の講義題目(内容)の下には、教科書の該当箇所が書いてありますので、準備学習
(予習)及び復習に役立ててください。教科書が書かれていない回は講師が用意した教材を用い
ます。
※ 第12回と14回目以降は、プリントを配付します。
※ 毎回出席をバーコード読み取り方式でとります。遅刻は一切認めません。
  1回目から必ず出席すること。
※ 出席回数が規定に満たない者、教科書を最後まで準備しない者は成績評価の対象としません。

【予習・復習】

各回の
予習:2時間 テキストの該当箇所を読んでおく。
復習:2時間 テキストの該当箇所を読みなおし、答え合わせをして理解を深める。

第14回予習:2時間 大学生活で取り組んできたことを思い出し、まとめておく。
第14回復習:2時間 大学生活で取り組んできたことをまとめ、今後の展望を考える。
第15回予習:2時間 後半の大学生活で取り組みたいことを考えてくる。
第15回復習:2時間 目標をまとめ、大学生活の指針とする。

【授業関連科目】

キャリア形成論1、キャリア形成論3のほか、キャリアセンター主催の各種進路・就職対策講座。

【成績評価方法・注意】

上掲の到達目標にどの程度達したかを、記述問題の定期試験(3割)によって評価する。定期試験は教科書の持ち込みを認める。平常点は、毎回のミニレポートの内容および受講態度(7割)をもって評価する。教科書は必ず準備して受講し、受講マナーを遵守すること。また、優れた着眼点・質問は次回の講義で披露し、授業内で適宜回答する。なお、講義はアクティブラーニング形式を取り入れている(ディスカッション)。

【教科書】

著者:長江由美子 書名:未来をひらくビジネスマナー 出版社:大学教育出版

【参考書】

適宜指示する