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観光振興論特殊講義 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済   経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
三好 宏(代)
杉本 敦
後期1コマ 2年以上 経済   経営 2年以上 2年以上
備考 オムニバス、第1回目に必ず出席する。
実務経験 内容 岡山県内外で、観光や地域振興に直に携われた経験をお持ちの方をお招きし講義していただく。
授業との関連 講義内容に基づき、観光や地域振興の現場で起きている問題の把握と、それを解決するための必要な知識の習得。そしてそれらと学問的知識との関連について理解を深める。
シラバス1

【授業の目的】

本授業の目的は、学生が将来観光や地域振興の現場で活躍できるようになるため、岡山県他で実際にその仕事に携わっている方々(行政、関係組織、経営者他)の話を聞くことで、その活動の苦労や工夫について学ぶことである。それにより、本学の教育目標である「専門学術の振興」と「社会的人材の育成」に貢献する。
 

【到達目標】

授業目的に基づいて、次の具体的内容をできるようにすることが到達目標である。
1.観光や地域振興に携わることのやりがいや、活動を進める上での苦労や困難な面等を理解できるようにする
2.観光や地域振興におけるビジネスの役割、重要性を説明できるようにする
3.日常生活の中で観光や地域振興について常に関心を持ち、自身のアイディアを創造することができるようにする

【授業計画】

「講義方法」
ゲストをお呼びし、グループワークを行う授業なので、原則対面で行う。全員火曜日午前10時50分に教室に来ることを履修の前提とする。また、今年度より、理解力向上のために定期試験に相当する最終課題レポート課題を課す。

全面オンライン授業となった場合、ZOOMライブ配信授業を行う。
また、2022年度後期開始の段階で入国できない留学生でどうしてもこの授業を履修したい学生がいた場合は、その学生についてのみオンラインでの受講を認める。

なお、履修者が教室定員を超えた場合は、対面とZOOMライブ配信のハイブリッド授業を実施し、全履修者を何グループかに分け、最低でも月に何回かは対面で授業を受けられるように配慮する。
(例.月の第1・第3・第5週を対面とするAクラス、第2・第4週を対面とするBクラスといった具合とし、対面以外の回はオンラインによるライブ受講をしてもらう予定)

授業は録画しYouTubeにアップするので、公欠扱いも含めやむを得ず欠席した場合にのみ、動画視聴により出席扱いとする(5回まで)。


授業の流れとしては、開講開始初期は準備期間として三好が担当し、話の聞き方、メモの取り方、意見を出すポイントなどの講義と、グループディスカッションの練習を行う。

その後順次ゲストをお呼びしていき、それぞれのお仕事に関するお話をお聞きする。またその翌週ないしはそれ以降の週に、お話のテーマに関するグループディスカッションを実施していく。その時、ゲストのご都合がつけば再度来学していただき、グループディスカッションに対するコメント・講評を頂戴する。(→授業形態は岡山経営者論を参照している)

以上のように、本授業はただお話を聞き感想レポートを書く、試験を受けたら終わりというのではなく、積極的に授業に関わる(ネットのみならず時には現場に行って調べる、理解する、考える、話し合う)という意欲と態度、行動が必要である。こうしたことを強く実行したい学生のみの履修を希望する。

なお、下記講師はあくまでも予定であり、都合により、講義内容、担当者、講義順が変更になることがあるので、注意されたい。

1.オリエンテーション:授業の進め方など
  事前学修:岡山県の観光の状況について調べられることを調べてくる
  事後学修:授業内容を整理する

2.話の聞き方、メモの取り方など
  事前学修:事前に与えた課題について各自考えてくる
  事後学修:授業内容を整理する

3.グループディスカッションの練習 
  事前学修:事前に与えた課題について、各自考えてくる  
  事後学修:授業中に与えられた課題について整理する

4.旅行会社の営業 
   名鉄観光サービス株式会社 営業掛 大森 祐輝 氏(本学卒業生)
  事前学修:営業の仕事について調べてくる
  事後学修:授業内容について意見レポートを作成する

5.営業の仕事に関するグループディスカッション 
  事前学修:自分が思う営業について意見をまとめてくる
  事後学修:ディスカッションした内容を整理する

6.地域おこし協力隊の仕事 いの町の場合
   高知県吾川郡いの町地域おこし協力隊 東森 郁弥 氏(本学在籍経験者) 
  事前課題:地域おこし協力隊について調べてくる
  事後学修:授業内容について意見レポートを作成する 
 
7.地域おこし協力隊の仕事 真庭市北房地区の場合
   真庭市北房地区地域おこし協力隊 橘高 七海氏 氏(本学卒業生)
  事前課題:真庭市北房地区について調べてくる
  事後課題:授業の内容について意見レポートを作成する

8.地域おこし協力隊の仕事に関するグループディスカッション
  事前課題:地域おこし協力隊の仕事について自分の意見をまとめてくる
  事後課題:ディスカッションした内容を整理する

9.観光によるまちづくり 真庭市北房地区の場合
   北房観光協会 マネージャー 坂本 信広 氏他
  事前学修:真庭市全体の観光について調べてくる
  事後学修:授業内容について意見レポートを作成する

10.観光によるまちづくり 備前市日生地区の場合
   日生カキオコまちづくりの会 会長 江端 恭臣氏
  事前学修:食とまちづくりについて調べてくる
  事後学修:授業内容について意見レポートを作成する

11.観光によるまちづくり 未来の観光を創る ―Leaning Journey Japan―
   株式会社リレイション 代表取締役 祁答院 弘智 氏他 
  事前課題:(株)リレイションについて調べてくる
  事後課題:授業内容について意見レポートを作成する

12.観光と地域創生に関するグループディスカッション
  事前課題:中山間地域の地域振興について自分の意見をまとめてくる
  事後課題:ディスカッションした内容を整理する

13.観光と写真 訪れたくなる写真:魅力的な観光パンフの写真に向けて
   写真ナガセ プロカメラマン 米岡 伸剛 氏
  事前課題:素敵と感じる観光パンフや観光に関するSNSを探してくる
  事後課題:授業内容について意見レポートを作成する

14.観光パンフ・SNSの写真等に関するグループディスカッション
  事前課題:観光PRになるような写真を撮影してくる
  事後課題:ディスカッションした内容を整理する

15.まとめ
  事前学修:これまでの内容について整理してくる
  事後学修:授業内容を整理する

【予習・復習】

予習(1時間程度):次回講義で取りあげる組織、事例等の下調べ他
復習(3時間程度):講義についてのレポートの作成、事前課題に関する準備

【授業関連科目】

観光学概論、観光経営論、観光地計画論、テーマパークデザイン論、地域づくり論等。

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:
毎回の講義に関する小テストと位置付けるレポート(30%)とグループワークの内容・報告(10%)、定期試験に相当する最終課題レポート(60%)で評価する。提出された毎回のレポートはコメントを付けて返却するか、模範を例示する。最終課題レポートについては、提出締め切り後に掲示板に解答のポイント等を掲示する。出席は、対面参加者も含めWebClassによって取る予定である。やむを得ず授業(対面、ライブ配信)を欠席した学生については、録画動画を見てすみやかに毎回の授業課題を提出すれば5回までは出席扱いとする。

【教科書】

教科書を使用しない

【参考書】

適宜指示する

シラバス2
【授業形態】 講義 演習 実習・実技 実験
     
【授業方法】 受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
     
【受講生のPC等使用】 PC・タブレット(教室に備付) PC・タブレット(学生自身が準備) スマートフォン その他
       
【初年次教育】   【接続科目】 地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段    
学習目標(比率) 15% 10% 25% 25% 20% 2% 3%
評価手段(比率) 試験
小テスト 30% 5 10 10 5
レポート 60% 10 10 15 15 10
成果発表 10% 5 2 3
受講態度
その他
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観