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会社法I 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
鈴木 隆元 後期1コマ 2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
備考 原則として,会社法概説の履修を前提とする
シラバス1

【授業の目的】

会社総論・株式会社の構造・株式・株主総会・設立を中心に、会社法の前半部分を扱う。
会社法2と合わせて、会社法の基本規律を理解し、各種資格試験に対応できる能力の獲得を目指す。

【到達目標】

会社法の基本規律を理解し、会社法上の問いに対して、条文に則した解答をすることができる。
基本判例が提示している判断基準を理解し、どの問いに対して用いる判例かを解答することができる。
学説は会社法の条文・判例に対してどのような態度であるかを理解し、解答することができる。

【授業計画】

毎回、補助資料・次回の予習範囲を示すプリントを配布する(講義掲示板でPDFファイルを送ります)。各回、復習テストを行います(各回、講義掲示板で、小テスト問題を配布、講義掲示板からの返信で答案提出してもらいます)。
学校閉鎖時は、オンライン講義とします。オンライン講義は、YouTubeによる動画配信講義とします。この場合、確認小テストの講義掲示板での返信で、出席確認を行い、成績評価にも使います。

*六法は必須ですので、各回、かならずポケット六法・デイリー六法等を持参すること

第1回会社とはなにか
事前学修:教科書の2-23頁を読んでおく
事後学修:配布する確認テストを解く

2.株式会社と持分会社
事前学修:教科書14-30頁を読む
事前学修:合同会社・合資会社・合同会社をwebで探す
事後学修;配布する確認テストを解く

3.株式会社の機関構造
事前学修:教科書31-36頁を読む
事後学修:上場会社で指名委員会等設置会社の実例を探す
事後学修:配布する確認テストを解く

4.株式会社の運営(意思決定と執行)
事前学修:授業時に配布教材で指示された教科書の該当ページを読む
事後学修;配布する確認テストを解く

5.株主・株式の権利義務
事前学修:教科書38-48頁を読む
事後学修;配布する確認テストを解く

6.株式の譲渡・譲渡制限
事前学修:教科書51-57頁、163-168頁を読む
事後学修;配布する確認テストを解く

7.自己株式の取得
事前学修:教科書174-184頁を読む
事後学修;配布する確認テストを解く

8.株式のその他の問題(株式譲渡制限・株式共有・単元株・株式併合等)
事前学修:教科書168-173頁、59-62頁、49-51、185-190頁を読む
事後学修;配布する確認テストを解く

9.株式会社の計算と監査
事前学修:授業時に配布教材で指示された教科書の該当ページを読む
事後学修;配布する確認テストを解く

10.株主総会の手続き
事前学修:特定の会社の今年の株主総会の招集通知・決議結果をwebで探して、閲覧する
事前学修:教科書63-74頁を読む
事後学修:その株主総会決議事項は、会社法の何条に基づくのか探し出す
事後学修;配布する確認テストを解く

11.株主総会の議事
事前学修:教科書74-80頁を読む
事後学修;配布する確認テストを解く

12.株主総会決議の瑕疵
事前学修:教科書80-85頁を読む
事後学修;配布する確認テストを解く

13.株式会社の設立1
事前学修:教科書246-256・258頁を読む
事後学修;配布する確認テストを解く

14.株式会社の設立2
事前学修:教科書256-267頁を読む
事後学修;配布する確認テストを解く

15.持分会社・会社法1のまとめ
事前学修:教科書278-286頁を読む
事後学修:配布する確認テストを解く


16.定期試験

【予習・復習】

予習2時間;あらかじめ指定された教科書の該当ページを読み、疑問点をまとめる。他に、事前学修の指示がある場合は、これを行う。
復習2時間:授業内容を整理し、授業時に配布する復習テストを解く

【授業関連科目】

原則として「会社法概説」の履修を前提とする。本講義に引き続き会社法2を受講することが望ましい。

【成績評価方法・注意】

定期試験60%、復習小テスト40%で評価する。復習小テスト=毎回、復習事項として簡単な問題を出題し、理解度確認を行う(講義掲示板で解答提出・採点結果をお知らせします)
毎回、教科書、既配布プリント(講義掲示板でpdfファイルを配布します)および六法(ポケット六法・デイリー六法など小型のものでよい)を持参すること
各回、セキュリティーシートによる出欠確認を行う。

【教科書】

著者:三浦治 書名:基本テキスト会社法第2版 出版社:2020,中央経済社

【参考書】

参考書を使用しない