雇用社会と法I | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 2年以上 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 商 | ||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
三井 正信 | 前期1コマ | 法 | 2年以上 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 商 | ||
備考 | |||||||||
実務経験 | 内容 | 住友金属工業(株)勤務、中国船員地方労働委員会公益員、中央労働委員会中国区域地方調整委員(公益)、弁護士、広島地方最低賃金審議会会長 | |||||||
授業との関連 | 上述の実務経験により労働法の実務を様々に実践した。 |
雇用社会のルールである労働法のうち、労働契約の基礎および労働契約の成立・展開・終了をめぐる諸問題を社会に出てからも役立つ形で学生に伝えることを目的とする。
受講生が授業終了時までに次のようなことができるようにすることが到達目標である。
1.企業との雇用関係の基礎である労働契約のメカニズムと各人の雇用関係上の権利義務を理解できるようにする。
2.採用内定に始まり退職するまでのワーキングライフの流れを法的観点から理解できるようにする。
3.授業で得た法的知識を企業等で実際にあるいは実践的に使えるものとするようにする。
4.企業における雇用関係において各人の権利義務が守られトラブルが起こらないように、あるいはトラブルが起こったときには適切に解決できるような応用力を習得する。
この講義は対面で行う予定であるが、出席とは別に毎回「講義掲示板」でレポートの提出を求める。
もしも学校閉鎖などによりオンライン授業となった場合には「講義掲示板」を通じて講義ノート(レジュメ)を提供し、Zoomを用いての遠隔授業となる予定である。その場合のも毎回レポートの提出を求める。
第1回 労働契約の基礎理論
教科書:36〜42頁、48〜50頁、94〜96頁
第2回 労働契約上の権利義務1
教科書:96〜103頁
第3回 労働契約上の権利義務2
教科書:103〜107頁
第4回 懲戒処分
教科書:144〜155頁
第5回 労働契約の成立過程・採用・採用内定・試用
教科書:111〜122頁
第6回 配転
教科書:127〜131頁
第7回 出向・転籍
教科書:132〜135頁
第8回 労働者派遣
教科書:322〜336頁
第9回 合併・事業譲渡・会社分割と労働者の地位
教科書:136〜142頁
第10回 休職・昇進・昇格・降格
教科書:123〜127頁、142〜144頁
第11回 解雇1
教科書:156〜164頁
第12回 解雇2
教科書:164〜168頁
第13回 変更解約告知・短期労働契約の更新拒絶
教科書:168〜171頁、177〜178頁、312〜322頁
第14回 定年・辞職・退職
教科書:171〜177頁
第15回 労働関係終了後の保護・転職をめぐる法的トラブル
教科書:178〜180頁
第16回 定期試験(期末試験)
予習:テキストをあらかじめ読んでおくこと
復讐:テキスト・レジュメ・ノートでその日にやった内容を確認しておくこと
注:教科書は4月に刊行予定なので、頁数は旧版(第8版)を示しておく。
予習2時間分(シラバスで示された講義計画に即して該当の教科書部分を読んでおいてください)
復習2時間(教科書、ノート、配布した講義プリントを読んで授業内容を確認し知識・理解を深化させてください)
雇用社会と法2(今年度は開講せず)
出席状況(30%)とレポート提出状況(70%)を踏まえて評価する。レポートについては講義掲示板を通じて提出することとし、提出されたレポートについては掲示板でフィードバックを行う。
著者:水町勇一郎 書名:『労働法 第9版』 出版社:有斐閣
著者:三井正信 書名:講義プリント 出版社:毎回配布する
適宜指示する
著者:荒木尚志 書名:『労働法 第4版』 出版社:有斐閣