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経済史概論I 2単位 2014年度以後入学生
1年以上 経済 1年以上 経営    
2013年度以前入学生
両角 成広 前期1コマ 1年以上 経済 1年以上 経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

社会事象を的確に捉えるために身につけておくべき素養として,経済史の基礎的内容を初学者向けになるべくかみ砕いて講義する。本学の目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。

【到達目標】

受講生が次のようになることを到達目標とする。
1.人間の労働というものを具体的・抽象的の両面から理解し、自分の言葉で説明できること。
2.農業・工業・商業における技術および労働・経営組織の歴史的発展を説明できること。

【授業計画】

配布プリントと板書を中心に講義を行うので、休まず出席してしっかりノートをとるよう心がけること。
この講義は対面で行う予定であるが,オンライン対応時にはYouTubeを使ってビデオ・オン・デマンド方式で遠隔講義とする。各自で動画ビデオを視聴し,課題はメール添付で提出してもらう。

 1.イントロダクション−経済史学の意義
 2.労働,労働対象,労働手段(1)・概念を用いてものごとを考えること
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
 3.労働,労働対象,労働手段(2)・自己の労働経験の検証
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
 4.農業の発展(1)・中世の農耕、技術と耕地制度
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
 5.農業の発展(2)・稲作技術史
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
 6.農業の発展(3)・近代的農業
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
 7.工業の発展(1)・技術史の概観
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
 8.工業の発展(2)・手工業、ギルド制
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
 9.工業の発展(3)・問屋制家内工業、マニュファクチュア
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
10.工業の発展(4)・工場体制
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
11.商業の発展(1)・交換の原理、商業の起源
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
12.商業の発展(2)・中世ヨーロッパの世界商業
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
13.商業の発展(3)・近代的商業
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
14.企業組織の発展
  事前学修:配布プリントをよく読み、語句の意味を調べておく。
  事後学修:ノートを整理し、授業内容をまとめる。
15.前期のまとめ
16.前期期末試験

【予習・復習】

予習(2時間程度)配布資料の読み込み、語句調べなど
復習(2時間程度)レポート作成、授業内容のまとめなど


【授業関連科目】

西洋史1・2
西洋経済史1・2
日本経済史1・2

【成績評価方法・注意】

1.成績評価方法:試験、レポート。上掲の到達目標にどの程度達したかを論述式問題でテストする。またレポート提出を求めることがある。(配点比率は8:2)
2.特色あるレポートは次回授業の際に受講生に紹介する。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

著者:石川治夫 書名:経済史をやさしく学ぶ 出版社:中央経済社