西洋デザイン史 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 | 経済 | 経営 | 商 | 3年以上 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
香月 恵里 | 前期1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 商 | 3年以上 | |||
備考 |
経営学部商学科(企画開発デザイン専攻)に係る専門科目として、本学の教育理念の「専門学術の振興」に貢献することを目指す。また、他の学生にとっては「幅広い学習の提供」となる。
産業革命期以降に始まり、バウハウスなどのモダン・デザインを経てポスト・モダンにいたるまでの近代デザイン史の概要を説明できる。
近代デザインの変遷と社会状況の関連が理解できる。
講義方法
学校閉鎖となった場合、この授業は動画配信にて行います。質問などはメールで受け付けます。所定の期日までに課題を提出してください。
1.産業革命と19世紀以前の西洋デザイン
事前学習:産業革命について、高校の歴史の復習をする
事後学習:産業革命のもたらした益と害について,配布した「魔法使いの弟子」を読んで考える
2.近代デザインの始まり ウィリアム・モリス
事前学習:モリスの生涯についてのプリントに目をとおして疑問点を挙げておく
事後学習:モリスのデザインが現在に与える影響について考えてみる
3.フランスとベルギーのアール・ヌーヴォー
事前学習:二つの国のアール・ヌーヴォーの図版を示したプリントを見てフランスのアール・ヌーヴォーの特徴について考える
事後学習:フランスとベルギーの様式の違いについてまとめる
4.ウィーン分離派・ウィーン工房とクリムト
事前学習:クリムトの絵画を示したプリントを見る。ウィーンの地理やクリムトの代表的な絵画にどのようなものがあるか調べる
事後学習:クリムトとウィーン工房の関係について考えをまとめる
5.ドイツのユーゲントシュティール
事前学習:ドイツの地理を確認する
事後学習:ユーゲントシュティールとアール・ヌーヴォーの様式の違いを確認する
6.ドイツ工作連盟/ ペーター・ベーレンスとAEG
事前学習:1900年前後のドイツの産業についてプリントの該当部分を読んでおく
事後学習:ベーレンスが後のバウハウスに与えた影響について考える
7.女性の服装改革
事前学習:世紀転換期のドイツの生改革運動についてのプリントを読む
事後学習:ウィーン工房、P・ポアレ、C・シャネルの服が女性の生活に与えた影響についてまとめる
8.ル・コルビュジエの純粋主義
事前学習:配布されたプリントと図版をみておく
事後学習:表題にあるデザイナーや建築家がなぜ革新的だったのか考える
9.バウハウス1 ヴァイマル時代
事前学習:1914年以降のドイツの歴史について復習する
事後学習:ドイツの歴史とバウハウスの関連について理解する
10.バウハウス2 デッサウ時代 ベルリン時代、国際様式
事前学習:1923年のバウハウス展に関する図版を載せたプリントを読む
事後学習:国際様式と、第8回目で学んだデザインとの関係を理解する
11.バウハウス3 1933年以降のニュー・バウハウス
事前学習:1933年という年がドイツにとってなぜ重要なのか考える
事後学習:バウハウスのモダニズムに与えた功績についてレポートを作成する
12.アール・デコ
事前学習:1925年代のフランスについて歴史的事実を確認する
事後学習:アール・デコとアール・ヌーヴォーの相違点を、プリントの図版を見ながら考える
13.アメリカのインダストリアル・デザイン
事前学習:1930年代のアメリカについて歴史の復習をする
事後学習:アメリカで発達したインダストリアル・デザインが日本に及ぼした影響について考える
14.モダニズムからポスト・モダンへ
事前学習:ポスト・モダンという用語について調べる
事後学習:1960年以降のデザインについて考えをまとめる。プリントを見てモダン・デザインとの相違点を確認する
15.現代のデザインが抱える課題 ファスト・ファッション
事前学習:第一回目で配ったゲーテの詩』『魔法使いの弟子』と、現在の地球環境の在り方との関係を考える
事後学習:産業革命以降の発展がもたらした功罪について考える
16.定期試験
授業の前後にはそれぞれ2時間程度の予習・復習が必要である。授業の最後に出される課題について考えて予習すること。復習時にはプリントの内容の再確認を行うこと。
ユニヴァーサルデザイン論
定期試験と小テストによって総合的に成績を評価する。小テストは毎回返却し、次の講義のときに
説明を加える。学校閉鎖となった場合、課題によって成績を判定する。
プリントを配布する
適宜指示する
著者:トーマス・ハウフェ 藪亨訳 書名:近代から現代までのデザイン史入門 出版社:晃洋書房
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
---|---|---|---|---|
○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
---|---|---|---|---|
【初年次教育】 | 【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 | 大学院進学 | |
---|---|---|---|---|---|---|
○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
評価(方法)手段 | 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ||||||||
学習目標(比率) | 80% | 10% | 10% | ||||||||
評価手段(比率) | 試験 | 85% | 70 | 5 | 10 | ||||||
小テスト | 15% | 10 | 5 | ||||||||
レポート | |||||||||||
成果発表 | |||||||||||
受講態度 | |||||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ |