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研究演習2年後期 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営    
2013年度以前入学生
粟屋 剛 後期   経済   経営    
備考 大学院 ■不開講
シラバス1

【授業の目的】

医療は患者ひいては社会に恩恵をもたらすものであると同時に、さまざまな倫理的、法的、社会的問題Ethical, Legal and Social issues(=ELSI)をも、抱えている。本演習のねらいは、演習参加者がそれらの問題のうちのとくに応用的なものを「医事法特殊講義」と連動させて、より深く理解するようになることである。

【到達目標】

ゼミ生は本演習を通して研究者の卵としての知識及び「ものの考え方」を身につける。

【授業計画】

●原則、対面ゼミ。コロナ禍次第で、オンライン(動画配信またはライブ)ゼミ。
 コロナ禍等により「学校閉鎖」になった場合、対面からオンラインに切り替えます。
 詳細についてはその折りにお知らせします。

第1回 人体所有権に関する法理論的問題(1)死体の所有権  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第2回 人体所有権に関する法理論的問題(2)生体の所有権  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第3回 人体所有権に関する法理論的問題(3)臓器の所有権  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第4回 人体所有権に関する法理論的問題(4)組織・細胞の所有権  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第5回 人体所有権に関する法理論的問題(5)DNAの所有権  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第6回 優生学をめぐる法と倫理(1)ナチス優生学   
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第7回 優生学をめぐる法と倫理(2)諸外国の優生学  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第8回 優生学をめぐる法と倫理(3)日本の優生学  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第9回 優生学をめぐる法と倫理(4)エンハンスメント  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第10回 優生学をめぐる法と倫理(5)新優生学  
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第11回 医療・医学研究の構造に起因する法的、倫理的問題(1)臓器移植と透析医療
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第12回 医療・医学研究の構造に起因する法的、倫理的問題(2)医療機関・製薬業界・厚生労働省
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第13回 医療・医学研究の構造に起因する法的、倫理的問題(3)医薬分業
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第14回 医療・医学研究の構造に起因する法的、倫理的問題(4)診療報酬制度
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
第15回 医療・医学研究の構造に起因する法的、倫理的問題(5)医学研究不正
・タイトルに関連する事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。
<すべて研究演習1年後期の延長線上のもの>

【予習・復習】

全員が事前に下調べをする。報告担当者(及びその補助者)はスライドないしレジュメを作成し、ゼミでの討論を踏まえて、報告書を作成する。当日のゼミテーマに関係する事項につき、事前学修(2時間)及び事後学修(2時間)を行うことが望ましい。

【授業関連科目】

医事法特殊講義

【成績評価方法・注意】

試験なし。プレゼン及び受講態度等から総合的に評価する。遅刻、早退、私語、スマホ、居眠り、内職禁止。なお、当然だが、フィードバックとして、毎回のゼミ生のプレゼン等に対して、こちらから適切かつ具体的なコメントをする。

【教科書】

教科書を使用しない

【参考書】

著者:粟屋 剛<編集代表>(ほか約250名執筆) 書名:シリーズ生命倫理学(全20巻) 出版社:丸善