研究演習1年前期 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
田中 勝次 | 前期 | 法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||
備考 | 大学院 ■不開講 |
経済学研究科に係わる専門科目として、本学の教育目標である「総合的・実践的能力を体得」に貢献すること。そして、「高度な専門的知識」「具体的社会事象に関する問題分析能力」「理論的予測能力」「創造的な政策立案・実践能力」を体得すること。
受講生が受講後に次のようなことができるようになること。
1.データの入手、データの図表作成、データ分析ができること
2.伝統的貿易理論について説明できること
3.新貿易理論および新新貿易理論について説明できること
4.貿易政策について説明できること
通常の授業は対面講義でおこないます。ただし、学校閉鎖時にはZoom授業で行います。いずれにおいても、担当教員の指示に従ってください。なお、入国できない学生がいる場合は、対面授業とZoom授業を行います。
1 オリエンテーション
2 世界貿易の概観
事前学修:重力モデル、世界貿易パターンの変化、古い法則はどこまで使えるか?
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
3 労働生産性と比較優位:リカードのモデル
事前学修:比較優位、1要素経済、1要素経済の貿易、比較優位をめぐる誤解、
多数財での比較優位、輸送費と非貿易財、リカード・モデルの実証的裏付け
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
4 特殊要素と所得分配
事前学修:特殊要素モデル、所得分配、国際労働移動
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
5 資源と貿易:ヘクシャー=オリーン・モデル(HOモデル)
事前学修:2要素経済モデル、2要素経済同士の貿易、HOモデルの実証的証拠
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
6 標準貿易モデル
事前学修:貿易経済の標準モデル、関税と輸出補助金、国際的な借り入れと融資
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
7 規模の外部性と生産の国際立地
事前学修:規模の経済、市場構造、外部経済の理論、専門化された供給業者、
労働市場のプール、知識のスピルオーバー、外部経済と市場均衡、
外部経済と国際貿易、地域間貿易と経済地理
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
8 グローバル経済の企業
事前学修:不完全競争の理論、独占的競争と貿易
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
9 輸出判断
事前学修:貿易への企業の対応、貿易費用と輸出判断、ダンピング
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
10 アウトソーシングと多国籍企業
事前学修:多国籍企業とアウトソーシング、外国直接投資の企業決定
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
11 貿易政策のツール
事前学修:基本的な関税の分析、関税の費用と便益、貿易政策の他のツール
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
12 貿易政策の政治経済
事前学修:自由貿易の支持論、国民厚生から見た自由貿易反対論、所得分配と貿易政策、
国際交渉と貿易政策、ドーハーの失望
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
13 発展途上国の貿易政策
事前学修:輸入代替工業化、その問題点、1985年以降の貿易自由化、アジアの離陸
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
14 貿易政策をめぐる論争
事前学修:貿易政策支持論、グローバル化と低賃金労働、グローバル化と環境
事後学修:『クルグマン国際経済学 理論と政策』の関連する章の練習問題
15 予備日(課題レポートについて)
予習(3時間程度)教科書の該当箇所を読んで、疑問点や問題点を整理しておくこと。
復習(3時間程度)教科書と配布プリントの内容を復習し理解を深めるとともに、各回の課題に基づいて発展的に探究し、レポートを作成すること。
経済学系の科目
成績評価:割当て箇所のプレゼントと最終課題レポートを総合的に評価する。点数の配分は、4:6である。なお、最終課題レポートは、口頭試問の形式でコメントする。
注意事項:最初の講義時に説明する。
プリントを配布する
適宜指示する
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ | ○ | ○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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○ |
【初年次教育】 | 【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 | 大学院進学 | |
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○ | ○ | ○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
学習目標(比率) | 40% | 25% | 10% | 5% | 15% | 5% | |||||
評価手段(比率) | 試験 | ||||||||||
小テスト | |||||||||||
レポート | 50% | 20 | 15 | 5 | 10 | ||||||
成果発表 | 50% | 20 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | ||||
受講態度 | |||||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |