商学のための数学入門 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 経営 | 商 | 1年以上 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
内田 太 | 前期1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 商 | 1年以上 | |||
備考 | 入門科目,商学科1年次の指定学生のみ | ||||||||
実務経験 | 内容 | 高等学校に商業科教員として勤務し、進路課長、教務課長、生徒課長などの校務分掌を経験するとともに、流通経済・マーケティング・簿記などの 授業に関する実務経験を積んだ。 | |||||||
授業との関連 | 商業科教員、各種の分掌の経験をもとに、日本人の生活とビジネスの実態に言及し、学生の興味関心を引き出すとともに広範囲な知識を教授する。 |
商学科対象の基礎教養科目として、「幅広い学習機会の提供」という本学の教育目標に従って、高等学校までに学んだ数学を系統的に復習するとともに、今後大学4年間で学ぶ商学に必要な基礎的な数学やビジネスに関する計算力を習得することを授業目標とする。本授業の学習をとおして社会貢献できる人材の養成を実施するものである。
この授業をとおして、授業終了時までには次のような学習成果が達成可能となる。
1.高校1年までの数学の内容が理解できる。
2.簡単な統計処理ができる。
3.ビジネスマンに必要な売買に関する計算ができる。
4.電卓に関する機能が理解できる。
この講義は、「対面」を基本とする。オンライン移行したさいには、講義の前日までに具体的な指示を「講義掲示板」から送信する。評価は期末試験と毎時間の課題の提出状況や内容で行う。
【授業計画】
1.オリエンテーション 最初の約束・自己紹介
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:計算の順番を調べる
2.四則演算について
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「式の展開と因数分解」を読み例題を解く
3.式の展開と因数分解
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「1次方程式と応用」を読み例題を解く
4.1次方程式と応用
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「連立方程式の応用」を読み例題を解く
5.連立方程式の応用
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「比例と反比例」を読み例題を解く
6.比例と反比例
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「不等式の応用」を読み例題を解く
7.不等式の応用
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「1次関数」を読み例題を解く
8.1次関数
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「2次方程式」を読み例題を解く
9.2次方程式
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「割合と損益計算書の応用」を読み例題を解く
10.割合と損益計算書の応用
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「割合」を読み例題を解く
11.売買計算に関する基礎(割合、数量と代価)part1
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「仕入原価と売価」を読み例題を解く
12.売買計算に関する基礎(仕入原価と売価、販売価格)part2
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「度量衡の換算」を読み例題を解く
13.売買計算に関する基礎(度量衡の換算)part3
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「外国貨幣の換算」を読み例題を解く
14.売買計算に関する基礎(外国貨幣の換算)part4
復習:本時の内容を振り返り要点を整理する
予習:事前にプリント「利息の計算」を読み例題を解く
15.売買計算に関する基礎(利息の計算)part5
復習:半期の内容を振り返り印象的であった事柄についてまとめる
予習:今後の学生生活への抱負を再考する
16.定期試験
授業計画が多少前後することがある。なお、売買計算に関する基礎からは電卓を用意すること。
予習:2時間程度(次回のプリントを読み、例題を解き、小テストの準備をする)
復習:2時間程度(ノートの要点を整理し、理解度を深める)
簿記入門
成績評価方法:小テスト、レポート、授業への取組姿勢
定期試験、毎時課す小テスト、レポート、授業への取組姿勢の内容で評価する。
プリントを配布する
適宜指示する