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開発政策 2単位 2014年度以後入学生
  経済 3年以上 経営    
2013年度以前入学生
池田 昌弘 前期1コマ   経済 3年以上 経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

経済学部経済学科に係る専門科目(必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。他学部他学科の学生にとっては、「幅広い学習機会の提供」にもなる。

【到達目標】

受講生が受講後に次のようなことができるようになることが到達目標である。
1.開発途上国の現状について関心が持てる。
2.開発途上国の経済開発・貧困・教育・保健などの状況と問題を概説できる。
3.現代の経済協力の在り方について概説できる。

【授業計画】

【講義方法】
この講義は、対面とオンラインのハイブリッドで行われる。オンラインはZoomを通じて開講し、ミーティングルームは事前に講義掲示板を通じて配布される。オンライン受講学生は自身の「学籍番号・氏名」を表示しておくようにすること。表示されない場合、出席が認められないことがある。

【大学閉鎖時の対応】
本講義は、大学閉鎖時にはYoutubeを通じて動画配信を行う。講義資料とURLは、講義掲示板を通じて事前に配布する。また、Youtubeでの講義が過半数にのぼると予想される場合、成績評価は出席及び毎回の課題で50%、期末レポートで50%へと変更する。このアナウンスは授業を通じて行う。



<第1部:経済成長論の基礎>

【第1回】開発途上国の経済発展
事前学修:テキストの第1章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第2回】新古典派経済成長論
事前学修:テキストの第2章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第3回】内生的経済成長論
事前学修:テキストの第3章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第4回】貧困の罠
事前学修:テキストの第4章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第5回】中所得国の罠
事前学修:テキストの第5章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。


【第6回】小テストと経済成長論のまとめ
事前学修:これまでの授業資料と該当するテキスト各章を見直し、テストに備える。
事後学修:配布された模範解答をもとに、解きなおしをする。


<第2部:経済発展の諸要因>

【第7回】国際貿易・海外直接投資
事前学修:テキストの第6章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第8回】産業集積
事前学修:テキストの第7章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第9回】社会関係資本・社会ネットワーク
事前学修:テキストの第8章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第10回】社会・経済制度
事前学修:テキストの第9章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第11回】経済発展の政治経済学
事前学修:テキストの第10章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第12回】農村開発
事前学修:テキストの第11章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第13回】農村金融
事前学修:テキストの第12章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第14回】経済協力
事前学修:テキストの第13章を読んで、問題点を整理する。
事後学修:テキストと講義資料を見直し、理解を深める。

【第15回】全体のまとめ
事前学修:これまでの授業資料と該当するテキスト各章を見直し、テストに備える。
事後学修:配布された資料を中心に、定期試験に備える。


【第16回】定期試験


【予習・復習】

予習:テキストの該当箇所を読み、問題点を整理しておく(2時間)
復習:授業資料を見返し、理論的説明ができるようにしておく(2時間)

【授業関連科目】

アジア経済分析、ミクロ経済学、マクロ経済学

【成績評価方法・注意】

小テスト(20%)および期末テスト(60%)、そして受講態度(20%)で判断する。
各テストでは、テスト実施後に解答を公開し、質問を受け付ける。
また、受講態度は出席および受講中の積極性をもって判断する。ただし、受講態度があまりにも悪い場合は大幅な減点をすることがある。くれぐれも受講中の態度には注意されたい。

出欠については、スマートフォンを利用するので持参すること。

【教科書】

著者:戸堂康之 書名:『開発経済学入門』 出版社:新世社

【参考書】

適宜指示する