観光資源論 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 経営 | 商 | 2年以上 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
大石 貴之 | 後期1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 商 | 2年以上 | |||
備考 |
経営学部商学科に係る専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」と「社会的人材の育成」に貢献することを目標とする。
本講義では、様々な観光資源の成立過程や利用方法等を学ぶことにより、以下のことができるようになることを到達目標とする。
1.観光資源とはどのようなものを指すのか、その定義や範囲について理解することができる。
2.観光資源の種類を理解するとともに、それが時代と共にどのように受容され、変化してきたのかを説明できる。
3.観光資源を活用したまちづくりの実態とその方法について、具体的事例を挙げて説明できる。
[講義方法]
・この講義は基本的には対面により実施するが,希望者に対してはオンライン(Zoom)により対面授業を同時中継する(その際,対面中心の授業となるのでオンラインによる受講が多少不便となることに留意すること)。
・学校閉鎖となった場合,オンライン(ZoomもしくはYouTube)による講義を実施する。
・その他,講義方法の詳細については,講義掲示板等により詳しく説明する。
[授業計画]
1. オリエンテーション―観光資源とは―
・事前学修:観光資源とは何か、書籍等で調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、観光資源の定義についてまとめておく。
2. 観光資源の分類と評価
・事前学修:観光資源を分類する方法について調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、観光資源の分類方法や評価方法の変遷をまとめておく。
3.観光資源の保存
・事前学修:観光資源を保存するとはどういうことか考えておく。
・事後学修:配付資料を整理し、観光資源を保存する具体的な方法についてまとめておく。
4.観光資源の活用
・事前学修:観光資源の活用方法について、実際の具体例を調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、観光資源の活用に関する国の政策についてまとめておく。
5. 既存観光資源の新たな展開(1):温泉・海水浴場と民宿
・事前学修:日本には、どのような温泉地や海水浴場があるか調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、温泉地や海水浴場の歴史や現状についてまとめておく。
6. 既存観光資源の新たな展開(2):スキー場・ゴルフ場と観光開発
・事前学修:日本には、どのようなスキー場やゴルフ場があるか調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、スキー場やゴルフ場の歴史や現状についてまとめておく。
7. 既存観光資源の新たな展開(3):博物館の活用
・事前学修:日本には、どのような博物館があるか調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、博物館の歴史や現状についてまとめておく。
8. 産業を生かした観光資源(1):グリーンツーリズムと食の活用
・事前学修:日本における農業の歴史と現状について調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、農業を生かした観光の具体例をまとめておく。
9. 産業を生かした観光資源(2):産業遺産観光と工業製品の活用
・事前学修:日本における工業の歴史と現状について調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、工業を生かした観光の具体例をまとめておく。
10.産業を生かした観光資源(3):商店街と観光振興
・事前学修:日本における商業の歴史と現状について調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、商業を生かした観光の具体例をまとめておく。
11.文化と観光資源を考える(1):歴史的町並み観光
・事前学修:日本において歴史的な町並みへの注目が集まった経緯について調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、歴史的町並み観光の課題と対策についてまとめておく。
12.文化と観光資源を考える(2):祭礼・イベントと伝統の創造
・事前学修:日本における祭礼の起源や歴史について調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、祭りやイベントを生かした観光の課題についてまとめておく。
13.文化と観光資源を考える(3):フィルムツーリズムと聖地巡礼
・事前学修:日本におけるコンテンツツーリズムの歴史について調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、コンテンツツーリズムの現状や具体例についてまとめておく。
14.観光資源と地域づくり
・事前学修:観光資源を地域づくりに活用している事例について調べておく。
・事後学修:配付資料を整理し、観光資源の活用に関する取り組みについてまとめておく。
15.授業のまとめ
・事前学修:これまでの配付資料を整理し、観光資源の保存や活用についてまとめておく。
・事後学修:観光資源を活用した事例を整理し、その内容を説明できるようにしておく。
16.期末試験
予習(1時間程度):次回の授業内容に関する事前準備(観光資源に関する基本的な情報を確認する)をすること。
復習(2時間程度):授業内容の確認をすること。
観光地計画論、観光地理学、観光経営論、観光実務
成績評価方法:レポート
出席を前提として、毎回授業で配付するミニレポート(40%)、期末レポート(60%)で評価する。ミニレポートについては、次回の授業開始時に全体の講評をするとともに、正答例を紹介する。
注意 受講生のスマートフォンを使用して,情報収集の作業をすることがある。
プリントを配布する
適宜指示する