地理学概説II | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 2年以上 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 商 | ||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
北川 博史 | 後期1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||
備考 | 教職科目(教職コース生のみ) |
地域に生きる私たちはどのようにして持続可能な地域を構築していけばよいのであろうか。人文地理学の成果と手法を修得することを目したこの授業を通して、多少なりとも地域について考える機会が得られることを期待している。
地域は,これまで常に変化してきた。そのなかで、地域のあり方が問われつつある。私たちは,地域において生きていかねばならない。問題化する地域もあればそうでない地域もあるであろう。持続的な発展を地域に求めるならば、まずは、その地域を理解することが必要であろう。本講義は,地理学の中でもとくに人文地理学分野におけるこれまでの研究成果と研究手法を修得することを第一義的な目標としている。これにより、地理学が確立してきた「地域の見方・考え方」を修得することができる。
「講義方法」
通常の授業方法については、感染防止のガイドラインに沿って対面授業で行います。
オンライン授業となった場合の授業方法については、講義案内システムを使用して、オンデマンドで授業資料(パワーポイントスライド、音声無し、テキストで作成)と課題(小レポートもしくは小テスト)を配信する予定です。その指示に従って、毎回、講義掲示板から課題をご提出下さい。提出しめきりにつきましては授業資料と課題にあります指示をご確認下さい。
なお、授業資料の容量が大きく、講義案内システムを介しての閲覧、受領が難しい場合には、別途、ギガファイル便などを用いて受講生の皆様に配信いたします。小レポートなどの課題提出につきましても、講義掲示板にアップすることが出来ない場合には、別途、私のメールアドレス(hkita@okayama-u.ac.jp)にお送りいただくことになりますので、その点につきましてもご留意下さい。
授業方法ならびに課題提出の方法の詳細につきましては、講義掲示板にてお知らせいたしますので、毎回、必ず授業前にご確認下さい。
1.はじめに−地理学における研究の枠組み−
・事前学修 予習:シラバスを参照して、授業の流れを理解しておくこと。
・事後学修 復習:配布された地理学研究の枠組みに関するプリントをもう一度よく読んで理解するとともに疑問点があれば次の授業時に質問すること。
2.都市という舞台1−機能分化と都市内部構造−
・事前学修 予習:事前に配布された都市内部構造に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
3.都市という舞台2−現代都市の諸相−
・事前学修 予習:事前に配布された現代都市に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
4.都市という舞台3−都市の景観−
・事前学修 予習:事前に配布された都市の景観に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
5.絡み合う都市群1−モノの持つ距離と中心地論−
・事前学修 予習:事前に配布された中心地論に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
6.絡み合う都市群2−都市の階層制と都市システム−
・事前学修 予習:事前に配布された都市システムに関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
7.産業による空間編成1−産業地域の形成と地域構造−
・事前学修 予習:事前に配布された産業の地域構造に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
8.産業による空間編成2−立地論−
・事前学修 予習:事前に配布された立地論に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
9.産業による空間編成3−空間的分業論−
・事前学修 予習:事前に配布された空間的分業論に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
10.産業による空間編成4−インドにおけるIT産業集積の事例−
・事前学修 予習:事前に配布されたインドの事例研究に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
11.空間認知の諸相1−都市のイメージ−
・事前学修 予習:事前に配布された都市のイメージ論に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
12.空間認知の諸相2−居住地選好−
・事前学修 予習:事前に配布された居住地選好に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
13.空間認知のメカニズム1−個体発生と微視発生
・事前学修 予習:事前に配布された空間認知のメカニズムに関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
14.空間認知のメカニズム2−認知距離と方向−
・事前学修 予習:事前に配布された認知距離と方向に関するプリントをよく読んで理解し、疑問点を整理しておくこと。
・事後学修 復習:まとめのワークブックを完成させるとともに、さらなる疑問点があれば次の授業時に質問すること。
15.おわりに−地理学の方向性−
・事前学修 予習:事前に配布された地理学の学問的課題に関するプリントをよく読んで理解し、最終講にてこれまで解決していない疑問点全てを授業時に質問すること。
・事後学修 復習:前回までのワークブックを見直し、テストに備えること。
16.期末試験
本講義はインタラクティブな講義形式を採っているので、1回の授業あたり予習及び復習の時間を合計4時間以上とってもらいたい。とくに、予習において生じた疑問は授業時に解決するよう取り組んでいただきたい。また、復習において生じた疑問については、毎回の小レポートに意見および質問として記載するか、次の授業時に必ず質問するようにお願いしたい。
地理学概説I、観光経営論、観光地計画論、観光資源論
毎回意見や質問を書いてもらう機会を設け、これを小レポートとして評価します(30点)。また、中間レポートもしくは課題を複数回お願いすることになりますので、これらについても評価します(20点)。さらに、最終試験もしくは最終レポートにより評価し(50点)、合計100点満点により最終的な成績評価を行います。なお、毎回の小レポートおよび中間レポートにつきましては、次の授業時に解説いたします。積極的に意見や質問を記載していただくことを期待しております。
授業時にPCならびにスマートフォンを用いて情報を検索していただく機会があると思いますので、可能な限り、授業時にお持ち下さい。それ以外の場面においてもPCならびにスマートフォンを使用しても構いません。ノートとして使用するほか、専門用語や既存研究の検索など、授業内容に直接関わる事項においてご利用ください。なお、最終試験の際には、PCならびにスマートフォンは使用不可といたしますので、この点につきましてはとくにご留意下さい。
プリントを配布する
適宜指示する
著者:北川博史 書名:日本工業地域論 出版社:海青社
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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○ | ○ |
【初年次教育】 | 【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 | 大学院進学 | |
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○ | ○ | ○ | ○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
学習目標(比率) | 55% | 15% | 10% | 10% | 5% | 5% | |||||
評価手段(比率) | 試験 | 70% | 45 | 10 | 5 | 5 | 5 | ||||
小テスト | |||||||||||
レポート | 30% | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | |||||
成果発表 | |||||||||||
受講態度 | |||||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ | ○ |