知的財産法II | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 2年以上 | 経済 | 経営 | 商 | 2年以上 | ||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
岡田 昌浩 | 前期1コマ | 法 | 2年以上 | 経済 | 経営 | 商 | 2年以上 | ||
備考 |
現代社会においてその重要性を増している知的財産に関する法制度について、著作権法を中心に説明する。
知的財産法一般、および著作権法、商標法、意匠法の基本的な知識を習得し、あわせて初歩的な応用力を養うことをその目標とする。 たとえば、以下のような能力の習得を目指す。
1.知的財産とは何かを理解し、説明できる。
2.著作者の様々な権利につき理解し、説明できる。
3.著作権等の侵害につき理解し、その救済方法を説明できる。
4.著作権等の利用と流通につき理解し、その方法を説明できる。
5.商標権につきその概要を理解し、説明できる。
6.意匠権につきその概要を理解し、説明できる。
本講義はオンライン(オンデマンド)授業と対面授業を実施する予定である。
どちらで受講する場合にも、各回受講レポートを提出すること。
レジュメ・補足資料は講義掲示板で配布する。
講義動画はYouTubeにアップロードしてそのURLを講義掲示板で告知する。
(学校閉鎖時は対面授業を行わず、オンライン(オンデマンド)授業のみ実施する)
第1回 知的財産法総論
知的財産権の意義・分類
事前学修:『特許法・著作権法』序論に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第2回 著作権法(1)
著作権法総論
著作物の定義
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第1章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第3回 著作権法(2)
著作物の例示
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第2章〜4章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第4回 著作権法(3)
著作者
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第5章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第5回 著作権法(4)
著作者人格権
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第6章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第6回 著作権法(5)
著作権(著作財産権)
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第7章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第7回 著作権法(6)
著作権の制限
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第8章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第8回 著作権法(7)
保護期間
著作隣接権
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第10章、11章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第9回 著作権法(8)
著作権侵害
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第12章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第10回 著作権法(9)
著作権の利用・流通―ライセンスと譲渡
事前学修:『特許法・著作権法』第II編第9章に目を通す。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第11回 商標法(1)
商標法総論
商標法の対象―商標
商標の登録要件
事前学修:商標の例を調べる。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第12回 商標法(2)
商標権の取得手続
商標権侵害
商標権の利用と流通
事前学修:商標の取得手続き、および商標権侵害の例につき調べる。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第13回 意匠法
意匠権の概要
事前学修:意匠の例を調べる。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第14回 不正競争防止法
他人の商品等表示の使用
他人の商品の形態の模倣
アクセスコントロールの回避手段の提供
事前学修:不正競争防止法上の紛争の例を調べる。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
第15回 著作権権等の国際的保護
知的財産権の国際的保護
条約
事前学修:知的財産権に関する条約等を調べる。
事後学修:配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
定期試験
予習:30分
上記の教科書の当該箇所等に目を通す。または上記の指示に従う。
復習:90分
配布レジュメ・資料、教科書の当該箇所を再読し、参考書や取り上げた判例などを読む。
知的財産法I(隔年開講)も履修することが望ましい(IとIIはどちらを先に履修しても問題ない)。
本科目は民法財産法各科目(特に契約法、物権法、不法行為法)、民事訴訟法、行政法、競争法などとも関連を有する
筆記試験(記述・論述式)および各回の提出レポートにより評価する。
出席はスマートフォンによる登録で確認する。オンライン授業の場合、レポートの提出により確認する。
提出レポートについては、次回以降の授業でフィードバックするほか、必要に応じて掲示板でコメントする。筆記試験については、終了後模範解答を配布する。
(筆記試験の時期に学校閉鎖があった場合等は、試験に代えて期末レポートを課す)
著者:小泉直樹 書名:特許法・著作権法(第2版) 出版社:有斐閣
適宜指示する