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現代数学への招待A(無限と連続) 2単位 2014年度以後入学生
1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上 1年以上
2013年度以前入学生
箕輪 弘嗣 後期1コマ 1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上 1年以上
備考  
シラバス1

【授業の目的】

社会科学系の専門学習が主となる本学学生に数理的なものの見方,考え方を提供することで本学の教育理念の「知識・技能(DP1, 2)」,「思考力・判断力・表現力(DP3,4)」、「主体性・態度(DP8)」に貢献する。

【到達目標】

関数の概念や微分・積分の方法論を理解し、実際に曲線や面積に応用することを通して物事を定量的に処理する能力を身に付けることを目指す。具体的には、以下のことができるようになることを目指す。
1.関数とグラフの関係を理解し、初等的な関数のグラフが描ける。
2.微分と積分の関係を理解し、初等関数の微分と積分を計算できる。
3.簡単な連続曲線で囲まれた面積を求めることができる。
4.局座標表示で面積を求めることができる。

【授業計画】

■ 注意事項
- 箕輪担当の講義を"初めて"受講する者は1回目のオリエンテーションを必ず出席して下さい。
--- この講義は、対面講義でも、Moodle(ムードル)という講義管理システムを利用し、資料の配布やレポートの受付、テストの実施を行います。欠席した場合もMoodleより講義資料を取得して下さい。
- 自粛下にならない限り、対面講義のみを予定しております。(オンラインと対面講義の両方であるハイブリット講義は実施致しません)。
--- オンライン講義になった場合、ZOOMを利用した講義を予定。ミーティングIDは講義案内システムを通じて連絡します。
- オンライン講義用におけるテスト受験には、受験の様子を映せるカメラ(例:Webカメラ,スマホ・カメラ)を必要とします。

■ 講義内容
1. 関数 pp.92-97
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
2. 関数2-三角関数 pp.98-104
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
3. 関数3-三角関数グラフ pp.105-110
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
4. 関数4-特別な底e pp.111-116
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
5. 平面 pp.117-122
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
6. 微分公式 pp.123-129
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
7. 三角関数の微分 pp.130-135
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
8. 無理関数の微分 pp.136-142
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
9 .平均値の定理とマクローリン展開 pp. 143-149
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
10. 関数の増減とグラフの凸凹 pp.150-157
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
11. 2次偏導関数 pp.158-163
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
12. 積分1 pp. 164-169
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
13 .積分2 - 置換積分と部分積分 pp. 170-175
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
14. 積分3 - 定積分-面積 pp. 176-184
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事
15. 質問など受付
- 事前学修: 上記,講義範囲を理解できるまで予習する事
- 事後学修: 講義実施内容を理解できるまで復習する事

【予習・復習】

■ 予習(1.5時間)
- 前日に講義実施範囲を予習する事.その際,定義と定理は特に理解する事.
- 教科書に書かれている事を鵜呑みにせず,掲載されている計算過程を解いてみる事.例題問題を解くこと.設問は宿題と課すので時間なければ飛ばして良い.
■ 復習(2.5時間)
- 課された宿題をノートに解答する事.
- また,講義実施箇所の定義・定理・示したポイントは再度解き直して復習してください.

【授業関連科目】

・事前受講推奨科目:なし
・関連科目:現代数学への招待A(統計学)には,積分が必要なため,本講義の受講が望ましい.

【成績評価方法・注意】

- 採点:「評価(方法)手段」に記した手段とその割合で評価する。 ※ ただし、小テストをレポートで代替する事があります。また、受講態度点は多少変動する可能性がございます。
- 単位認定:出席2/3以上必要である。
- 出欠確認:スマホ要持参。出席確認を次で実施するため: QRコード, WiFi(, 独自出席シート)
- フィードバック: 掲示板を通して総評する。

【教科書】

著者:石村園子著 書名:やさしく学べる統計学 出版社:共立出版株式会社

【参考書】

参考書を使用しない