【授業の目的】

授業の位置付け：DP1 専門知識、DP3 思考力、DP6 意欲・責任感
中学校社会科、高等学校公民科教員免許取得に係わる教職に関する科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。

【到達目標】

受講生が次のようになること
１　中学校社会科・高等学校公民科教員として必要とされる教科教育力が身に付いている。
２　社会科・公民科の多様な教材研究方法、授業方法、評価方法が理解できている。
３　模擬授業等を通して、社会科・公民科の授業実践力の基礎が身に付いている。

【授業計画】

講義資料の配付について
１　前日までに「講義掲示板」により電子データを送付します。
２　対面授業時は、各回授業の冒頭で紙資料でも配付します。
３　オンライン授業時は、事前にプリントアウトしておいてください。

模擬授業用学習指導案、ワークシートの作成について
　　ワープロソフトを使って作成してください。

オンライン授業の形態について
１　ＺＯＯＭにより実施します。
２　毎回、レポート提出があります。
３　レポートは「講義掲示板」に提出してください。

授業の位置付け：DP1 専門知識、DP3 思考力、DP6 意欲・責任感
指導形態：講義・演習
指導方法：受動型・能動型

１　９月22日（水）
　　ガイダンス…受講ルール、模擬授業の分担、授業実践の留意点等
　　教育実習の心得　
　　　事前学修：前期の指導案の書き方等の資料を読み返しておく
　　　事後学修：配付資料の整理

２　９月27日（月）　
　　「公共（現代社会）」の教材研究の進め方(1)…「近代科学の考え方」（P44〜45）
　　　事前学修：教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：配付資料の整理と復習

３　10月４日（月）　
　　「公共（現代社会）」の模擬授業(1)…「近代科学の考え方」（P44〜45）
　　　事前学修：（模擬授業担当者）模擬授業に向けた教材研究と学習指導案等の作成
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：（模擬授業担当者）自己評価と学習指導案の改善
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）授業評価シートの完成

４　10月11日（月）
　　「公共（現代社会）」の教材研究の進め方(2)…「基本的人権の保障」（P69〜71）
　　　事前学修：教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：配付資料の整理と復習

５　10月14日（木）
　　「公共（現代社会）」の模擬授業(2)…「基本的人権の保障」（P69〜71）
　　　事前学修：（模擬授業担当者）模擬授業に向けた教材研究と学習指導案等の作成
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：（模擬授業担当者）自己評価と学習指導案の改善
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）授業評価シートの完成

６　10月25日（月）
　　「公共（現代社会）」の教材研究の進め方(3)…「平和主義と安全保障」（P76〜77）
　　　事前学修：教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：配付資料の整理と復習

７　11月１日（月）
　　「公共（現代社会）」の模擬授業(3)…「平和主義と安全保障」（P76〜77）
　　　事前学修：（模擬授業担当者）模擬授業に向けた教材研究と学習指導案等の作成
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：（模擬授業担当者）自己評価と学習指導案の改善
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）授業評価シートの完成

８　11月８日（月）
　　「公共（現代社会）」の教材研究の進め方(4)…「裁判所と司法」（P86〜87）
　　　事前学修：教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：配付資料の整理と復習

９　11月15日（月）
　　「公共（現代社会）」の模擬授業(4)…「裁判所と司法」（P86〜87）
　　　事前学修：（模擬授業担当者）模擬授業に向けた教材研究と学習指導案等の作成
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：（模擬授業担当者）自己評価と学習指導案の改善
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）授業評価シートの完成

10　11月22日（月）
　　「公共（現代社会）」の教材研究の進め方(5)…「法とは何か」（P100〜101）
　　　事前学修：教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：配付資料の整理と復習

11　11月29日（月）
　　「公共（現代社会）」の模擬授業(5)…「法とは何か」（P100〜101）
　　　事前学修：（模擬授業担当者）模擬授業に向けた教材研究と学習指導案等の作成
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：（模擬授業担当者）自己評価と学習指導案の改善
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）授業評価シートの完成

12　12月６日（月）
　　「公共（現代社会）」の教材研究の進め方(6)…「経済社会の変容」（P110〜111）
　　　事前学修：教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：配付資料の整理と復習

13　12月13日（月）
　　「公共（現代社会）」の模擬授業(6)…「経済社会の変容」（P110〜111）
　　　事前学修：（模擬授業担当者）模擬授業に向けた教材研究と学習指導案等の作成
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：（模擬授業担当者）自己評価と学習指導案の改善
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）授業評価シートの完成

14　12月20日（月）
　　「公共（現代社会）」の教材研究の進め方(7)…「戦後復興と高度経済成長」（P130〜131）
　　　事前学修：教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：配付資料の整理と復習

15　１月17日（月）
　　「公共（現代社会）」の模擬授業(7)…「戦後復興と高度経済成長」（P130〜131）
　　　事前学修：（模擬授業担当者）模擬授業に向けた教材研究と学習指導案等の作成
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）教科書内容及び学習指導要領該当箇所の熟読
　　　事後学修：（模擬授業担当者）自己評価と学習指導案の改善
　　　　　　　　　　（模擬授業担当者以外）授業評価シートの完成

16　試験

【予習・復習】

予習：（模擬授業担当時）模擬授業に向けた教材研究と学習指導案等の作成　５時間以上
　　　　　　　　　　　　　　　＊作成した学習指導案は事前に指導教員のチェックを受けること
　　　（模擬授業担当時以外）教科書及び学習指導要領解説の熟読　２時間程度
復習：（模擬授業担当時）模擬授業の振り返りと学習指導案等の改善 ３時間程度
　　　（模擬授業担当時以外）授業評価シートの完成　２時間程度

【授業関連科目】

教育実習指導

【成績評価方法・注意】

成績評価方法：指導案や模擬授業の内容等（50％）、試験（50％）により評価します。
欠席４日で不認定、遅刻１０分以上は欠席扱い、遅刻３回で欠席１回

模擬授業にあたって作成した指導案は、事前に提出し、模擬授業終了後に修正改善を加えて再提出してください（いずれも課題扱い）。

指導案やワークシートは、ワープロソフトを使って作成してください。

模擬授業に対する講評をフィードバックします。

【教科書】

著者：文部科学省　書名：「高等学校学習指導要領解説　公民編(H30）　出版社：東京書籍
著者：　書名：高等学校教科書「現代社会」（東京書籍）　出版社：東京書籍

【参考書】

適宜指示する