研究演習2年 | 4単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 | 経済 | 経営 | 商 | 2年以上 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
田中 潔 | 通年1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 商 | 2年以上 | |||
備考 |
とかくニガ手意識の強い「数字に基づき客観的な判断を行う」姿勢を養なう。情報社会と呼ばれる今日、多くの量的情報から発見し、学ぶ姿勢が強く求められている。この基礎的能力を専門分野でも生かせるように演習を通じで修得する。
専門科目の修得に先駆け、数理的な基礎的能力を充実させる。
1.論理的、数理的な見方、考え方を行える。
2.データ分析の基礎を身につけ、応用できる。
3.現象を「データ分析」により客観的に解明できる。
※本演習1年間のみの単独履修も可能 2021年度が最終予定
閉鎖時対応 非対面、講義案内システムの科目掲示板に掲示(大学登録メール宛に通知)
1.オリエンテーション
2.社会を数字で表すこと
事前学修: 社会現象を象徴した数字3つを探す
事後学修: 気づかなかった数字1つを調べておく
3.社会事象を解明する「社会調査」
事前: 目的に応じた種類を調べておく 事後: 調査種類をまとめる
4.社会調査の測定尺度
事前: 測定尺度を調べる 事後: 尺度の具体例をまとめる
5.測定尺度の具体例
事前: 尺度ごと調べる 事後: 全体的なまとめ
6.社会調査は万能か?
事前: 失敗例を調べる 事後: 社会調査が有効な場合を条件づける
7.社会調査はゴミがいっぱい
事前: 失敗例の原因は 事後: 留意点をまとめる
8.調査とマスコミ
事前: 調査についてのマスコミ記事 事後: 問題のまとめ
9.研究者と調査
事前: 研究時の問題点を調べる 事後: 研究の注意をまとめる
10.さまざまなバイアス(傾向)
事前: バイアスの理由 事後: バイアス回避を整理する
11.非言語能力の充実 計算問題
事前: 課題問題を解く 事後: ミスを直し、誤りの訂正
12.文書問題
事前: 課題問題を解く 事後: ミスを直し、誤りの訂正
13.方程式で解く
事前: 課題問題を解く 事後: ミスを直し、誤りの訂正
14.数的推理
事前: 課題問題を解く 事後: ミスを直し、誤りの訂正
15.社会調査に挑戦する
事前: テーマに基づく実践を考えておく 事後: 実施手順の確認
16.調査対象を絞る
事前; 調査対象を検討する 事後: 抽出方法を具体的にまとめる
17.調査条件を決める
事前: 留意事項をまとめる 事後: 留意事項表を作成する
18.実地調査を体験する
事前: 調査票を作成 事後: 調査票を回収・1次クリーニング
19.収集データの整理
事前: 作成したデータのチェック法を確認 事後: 自分のデータに適用する
20.データの集計を知る
事前: 集計方法を調べる 事後: 集計を行なっておく
21.ankstatによる集計
事前: サイトに目を通す 事後: 自分のデータに適用する
22.集計結果の「見える化」グラフ化
事前: 集計作業を済ませておく 事後: グラフを作成する
23.分析結果とプレゼンテーション
事前: 分析結果をまとめる 事後: プレゼン資料作成を準備する
24.プレゼンのシナリオ
事前: シナリオ案の準備 事後:手直し部分を整理
25.プレゼンの留意点
事前: 発表の注意点調べる 事後: 不足留意点を補充しておく
26.プレゼン資料の作成 全体シナリオ
事前: 注意点調べておく 事後: 注意に沿い完成させる
27.プレゼン資料の作成 図表への配慮
事前: 注意点調べておく 事後: 注意に沿い完成させる
28.プレゼン作品 レイアウトと仕上げ
事前: 注意点調べておく 事後: 注意に沿い完成させる
29.プレゼン発表の実際
事前: 資料の完成 事後: 指摘内容の訂正
30.量的研究を仕上げる
事前: 自分のテーマにそって反省点をまとめておく
事後: 他人の反省含め量的研究の望ましい姿を考える
定期試験 予定しない
予習120分(次回シラバス内容・演習の準備)
復習120分(演習技法練習や報告、課題作成)
研究演習3年、4年
事前の数理的な能力や既習科目は全く問わない。
演習実施のためPC(主にofficeソフト)も活用する。
量的研究・社会調査の理解30%、社会調査の企画・実践30%
非言語能力修得20%、プレゼンテーション作成・発表20% 合計100%
定期試験は行わない。提出物は採点し返却する。
プリントを配布する
適宜指示する