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教職実践演習(中・高) 2単位 2014年度以後入学生
4年以上 経済 4年以上 経営 4年以上 4年以上
2013年度以前入学生
前田 健一(代)
伴 恒信
村上 洋之
吉田 信
南光 恭裕
後期1コマ 4年以上 経済 4年以上 経営 4年以上 4年以上
備考 教職科目(教職コース生のみ),4年次生のみ
実務経験 内容 オムニバス形式で担当する教員のうち、3名の教員は実務経験のある教員である。まず村上教員は、高等学校に教員として勤務し、情報に関する実務経験を積んだ。次に吉田教員は、高等学校に教員として勤務し、商業に関する実務経験を積んだ。最後に南光教員は、高等学校に教員として勤務し、地歴・公民に関する実務経験を積んだ。
授業との関連 まず村上教員は高等学校の教員をした経験をもとに情報科教育の実態について言及し、情報科教育の観点から理論的・実践的知識を教授する。次に吉田教員は高等学校の教員をした経験をもとに商業科教育の実態について言及し、商業科教育の観点から理論的・実践的知識を教授する。最後に南光教員は高等学校の教員をした経験をもとに社会科教育の実態について言及し、社会科教育の観点から理論的・実践的知識を教授する。
シラバス1

【授業の目的】

教職課程における「教職に関する科目」として、教職に求められる教育実践力の基本の習得を目指すとともに、本学の教育目標である「専門学術の振興」と「社会的人材の育成」に貢献することを目標とする。

【到達目標】

この授業では、受講生が受講終了までに以下のようなことができるようになることを到達目標とする。
1.教員として必要な資質能力である「使命感や責任感」を自覚し、学校を取り巻く「地域や保護者との連携協力のあり方」、「校務運営」等について具体例を挙げて説明できる。
2.生徒指導や学級経営に必要な資質能力である「子どもの心情・行動を理解する力」や教師としての「社会性や対人関係形成能力」の基本的知識や技能、実践上の留意点等について具体的に述べることができる。
3.「教科の指導力」である教科等の専門的知識や教員としの授業力・表現力等について、これまでの学習で不足している知識や技能について具体的に述べることができる。そして、将来教員になる上で自分にとって何が課題であるかを自覚し、教職生活のスタートの準備ができる。

【授業計画】

(1)この授業は対面を基本とするが、対面かオンラインかにかかわらず、「講義掲示版」を通じて毎回の配布資料の配信を行う。
(2)オンライン対応時の授業方法はZOOMを使用する。授業日の前日までに具体的な指示を「講義掲示版」を通じて配信する。また、出席確認のために毎回「講義掲示版」を通じて小レポートを提出すること。


この授業では、5人の教員が以下のように分担して授業を担当する。

第1回:社会性や対人関係形成能力(担当:前田健一):DVD教材やスライド資料等、ロールプレイング、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第2回:生徒の心情、行動の理解(担当:前田健一):DVD教材や配布資料等、事例研究、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第3回:生徒同士の人間関係の理解(担当:前田健一):スライド資料や配布資料等、事例研究、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第4回:教員としての使命感と責任感(担当:伴 恒信):配布資料等、事例研究、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第5回:地域や保護者との連携・協力(担当:伴 恒信):配布資料等、事例研究、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第6回:校務運営(担当:伴 恒信):配布資料等、事例研究、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第7回:教職で知っておきたいICT活用(1)プレゼンテーション力の向上(担当:村上洋之):配布資料等、課題演習、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第8回:教職で知っておきたいICT活用(2)成績処理、進路情報の処理と管理(担当:村上洋之):配布資料等、課題演習、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第9回:教職で知っておきたいICT活用(3)教育関係の文書作成の知識(担当:村上洋之):配布資料等、課題演習、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第10回:教職で知っておきたいICT活用(4)不祥事防止を含めた総合演習(担当:村上洋之):配布資料等、課題演習、グループ討論。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第11回:教科等の専門知識(担当:吉田 信、南光 恭裕):配布資料等、模擬授業。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第12回:教員としての授業力や表現力1(担当:吉田 信、南光 恭裕):配布資料等、模擬授業。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第13回:教員としての授業力や表現力2(担当:吉田 信、南光 恭裕):配布資料等、模擬授業。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第14回:教科等の指導方法1(担当:吉田 信、南光 恭裕):配布資料等、模擬授業。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

第15回:教科等の指導方法2(担当:吉田 信、南光 恭裕):配布資料等、模擬授業。
事前学修:各回の授業テーマに関連する図書や資料を読んで、疑問点や問題点を事前に整理しておくこと。
事後学修:各回の授業内容や配布資料を復習するとともに、課題関連事項について発展的に調べノートに整理すること。

(注)これらの授業において、課題によってはフィールドスタディ的に、中学・高校における授業参観や公開研究会、教科教育研究会等に参加し、現場教師の教育活動や指導主事の指導助言、校長の訓話等を実地に学ぶことで代替することもある。

【予習・復習】

予習(2時間程度)各回の課題やテーマに関連する資料を読んで、疑問点や問題点を整理しておくこと。
復習(2時間程度)各回の授業内容や配布資料等の内容を復習し理解を深めるとともに、課題に基づいて発展的に探究し、レポートを作成すること。

【授業関連科目】

教育実習I・II

【成績評価方法・注意】

成績評価方法
毎回の授業に対する受講生の積極的関与や発言力、レポート内容、課題やテーマに関する理解度や実践力等について各担当教員が評価し、最終的には教職課程運営委員会で総合的に評価する。なお、毎回の授業や次回の授業で、課題に対する特徴的な見解や誤解についてコメントする。

【教科書】

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【参考書】

著者:石井英真・渡邊洋子 書名:教育実習・教職実践演習・フィールドワーク 出版社:協同出版 (2018)

シラバス2
【授業形態】 講義 演習 実習・実技 実験
 
【授業方法】 受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
       
【受講生のPC等使用】 PC・タブレット(教室に備付) PC・タブレット(学生自身が準備) スマートフォン その他
     
【初年次教育】   【接続科目】 地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段
学習目標(比率) 15% 15% 15% 15% 10% 10% 5% 10% 5%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 45% 10 10 5 5 5 5 5
成果発表 25% 5 5 5 5 5
受講態度 30% 5 5 5 5 5 5
その他
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観