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ネットワークシステム演習 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
田中 潔 前期1コマ   経済   経営 2年以上 2年以上
備考 PC室定員の都合上、制限する場合がある。
実務経験 内容 本学ネットワーク管理者
授業との関連 1995年以降本学に学内ネットワークが導入されて以来、
ネットワーク管理者を務めている。
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置づけ:
 本演習の目的は、LANなどの情報通信ネットを構築・管理し、障害に対処できる技法習得である。これらの技法は今や社会生活の各所で必要とされ、高度情報化のための基本技術として不可欠なものである。
演習という科目制約上、知識の内容理解だけでなく、実技・構築の実際に対する取り組みが要求される。

【到達目標】

通信ネットワークのハード機器を理解できる。
  ネットワークの障害に対応できる。
  ネットワーク命令を活用できる。
  ネットワークを具体的に構築できる。
 LAN構築の実際は多様な要求や制約がつきものであり、これらに応じた適切な構築をおこなうための柔軟な応用力を習得する。なお人数多数の場合、教職(情報)関連科目のため教員を目指す者を優先する場合がある。

【授業計画】

配布するプリントは全回で参照し使用する
非対面 大学講義案内システム科目掲示板(送付は登録メール、提出は掲示板書込み)
自宅でWindows実習環境、PDF閲覧必要
資料 1回目教室配布予定 非接触なら添付PDF配布予定

1.イーサネット,ハブ,ルータ
  事前: LANとWANの区別
  事後: ネットの種類を区別する

2.TCP/IPプロトコル技法
  事前: パケット通信の概要
  事後; プロトコルのまとめ

3.DNSとルーティング実習
  事前: 名前の解決とH
  事後: DNSの仕組みまとめる

4.ネットワーク管理命令の数々
  事前: DOSプロンプトを調べる
  事後: 命令の管理や操作
5.クライアントネットワーク設定
6.Windows編
  事前: IPCONFIG命令
  事後: 命令の用途

7.UNIX,Linux編
  事前: PING命令
  事後: 命令の用途

8.通信ケーブルの製作
  事前: ストレートとクロスの違い
  事前: 2種のケーブル使い分け

9.サーバによるネットワーク管理
  事前: サーバクライアントモデルとは
  事後: CSモデルの範囲と限界

10.ネットワークプロトコル基礎
http,FTP,POP,SMTP
  事前: プロトコルの種別
  事後: プロトコルの役割

11.ファイル共有と転送の実習
  事前: ファイル共有とは
  事後: 共有とFTP

12.セキュリティ基礎実習
  スキャン・プローブ,パケットスニファ,バッファオーバフロー
  事前: ハッキング手口を調べる
  事後: ハッキング対策のまとめ

13.MSネットワークの認証
  事前; ネット方式の違い
  事後: 方式違いの長所短所

14.アンチウイルスソフトの活用
  事前: アンチソフトの種別
  事後: アンチソフトの導入

15.LAN構築のまとめ
  事前: ネットワークの構造
  事後: LANの役割

定期試験予定しない

【予習・復習】

予習120分 その回内容の修得、課題解答
復習120分 次回内容の準備、知識確認

【授業関連科目】

情報ネットワーク論I、同II

【成績評価方法・注意】

レポート、小テスト50%や演習中の質疑応答30%、演習状況20%。
実習も多いため、履修上のオリエンテーションを行う。

テストや試問50、接続演習30、製作演習20

また機材の制約から人数制限を設けることがある。
小テストやレポート課題については、採点後返却し、解答解説を行う。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

参考書を使用しない