【授業の目的】

この授業の目的は、経済活動を行う企業の一員として社会に貢献するために、法人税法の専門知識を習得することである。
法人税は、法人の所得に対して課せられる税である。法人は、利益を増やすために、なるべく法人税を低く抑えたいと考えるため、起業したい人、会社の管理職や経営陣を目指す人、経理部で働きたい人には、法人税法の知識が重要である。もちろん、税理士や公務員といった税に関する仕事に就きたい人にも、必要な知識である。また、その他の目標を持つ人にとっても、これから働く会社の活動について理解を深めることに役立つ。
この授業では、条文を覚えるのではなく、条文を見ながら簡単な事例に法人税法を適用することができるようになることを目指す。

【到達目標】

１、法人税法の仕組みを理解する。
２、法人税の簡単な計算ができる。
３、法人税法を簡単な事例に適用することができる。

【授業計画】

第１回　　イントロダクション
第２回　　法人税とは
第３回　　法人税の納税義務者
第４回　　法人税の納税義務者
第５回　　法人所得の計算
第６回　　益金（１）
第７回　　損金（１）
第８回　　損金（２）
第９回　　損金（３）
第１０回　損金（４）
第１１回　年度帰属
第１２回　税率の適用
第１３回　最近の問題
第１４回　まとめ
第１５回　まとめ

第１回〜第１５回
予習（１時間）：与えられた問題を解いてくる。
復習（１時間）：教科書とレジュメを読み直し、小テストに備える。

【予習・復習】

予習（１時間）：与えられた問題を解いてくる。
復習（１時間）：教科書とレジュメを読み直し、小テストに備える。

【授業関連科目】

税法１〜４（この授業と同じ教科書を使う）、会社法

【成績評価方法・注意】

小テスト７０％、受講態度３０％（予習を含む）

【教科書】

著者：水野忠恒編　書名：テキストブック租税法　出版社：中央経済社
著者：中里実・増井良啓編　書名：租税判例六法　出版社：有斐閣

【参考書】

参考書を使用しない