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金融資産運用・不動産II 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
鳴滝 善計(代)
海宝 賢一郎
前期1コマ 2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
備考 オムニバス,2級FP技能士を目指す学生を優先
実務経験 内容 鳴滝:大和証券(株)および同グループ各社に社員として勤務し、証券市場、証券投資業務等に関する実務経験を積んだ。
海宝:CFP(R)および1級ファイナンシャル・プランニング技能士として、ファイナンシャルプランニングに関する相談・提案業務等の実務経験を積んだ。
授業との関連 鳴滝:大和証券(株)および同グループ各社に社員として勤務した経験をもとに金融資産運用等の実態について言及し、2級FP技能検定・学科試験に求められる金融資産運用設計の知識を学習する観点から理論的・実践的知識を教授する。
海宝:ファイナンシャルプランナーとしての経験をもとに、パーソナルファイナンスの理論を教授する。また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の立場から不動産運用設計に関する実践的知識を教授する。
シラバス1

【授業の目的】

経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。本講義は、金融リテラシーを基礎として、パーソナル・ファイナンス・プランの専門家である「2級FP技能士」に求められる専門的な知識を身につけることを授業目標とする。

【到達目標】

 国家検定試験の2級FP技能検定・学科試験のC分野:金融資産運用設計、E分野:不動産の知識が7割程度理解できる。

【授業計画】

原則として「金融資産運用・不動産I」の授業を履修していること

1.金融資産運用の基礎:マーケット環境の理解(担当:鳴滝)
  教科書:C分野 金融資産運用 第3章 第1節
事前学修:教科書の該当箇所を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:実施した小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること
2.貯蓄型の金融商品:金利・利回り計算、預貯金の特徴の理解(担当:鳴滝)
  教科書:C分野 金融資産運用 第3章 第2節
  事前学修:教科書の該当箇所を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:実施した小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること
3.成長型の金融商品:債券の仕組みと特徴、リスク、利回り計算の理解(担当:鳴滝)
  教科書:C分野 金融資産運用 第3章 第3節
  事前学修:教科書の該当箇所を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:実施した小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること
4.投資型の金融商品:マーケットの仕組みと特徴の理解(担当:鳴滝)
  教科書:C分野 金融資産運用 第3章 第4節
  事前学修:教科書の該当箇所を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:実施した小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること
5.投資型の金融商品:投資指標の計算の理解(担当:鳴滝)
  教科書:C分野 金融資産運用 第3章 第4節
  事前学修:教科書の該当箇所を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:実施した小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること
6.成長型の金融商品:投資信託の仕組みと特徴、分類方法などの理解(担当:鳴滝)
  教科書:C分野 金融資産運用 第3章 第5節
  事前学修:教科書の該当箇所を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:実施した小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること
7.セーフティネット・関連法規:セーフティネット・関連法規に関する事項の理解(担当:鳴滝)
  教科書:C分野 金融資産運用 第3章 第9節〜第10節
  事前学修:教科書の該当箇所を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:実施した小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること
8.総合演習:金融資産運用に関するまとめ(担当:鳴滝)
  教科書:C分野 金融資産運用 第3章 第1節〜第7節
  事前学修:教科書の該当箇所を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:実施した小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること
9.不動産運用設計:不動産概論、不動産の価格形成に関する理解(担当:海宝)
   事前学修:教科書第5章・第1節を読み、不明点をノートに整理しておくこと
   事後学修:講義の範囲を教科書を使って復習すること
10.不動産の見方:不動産の権利に関する調査についての理解(担当:海宝)
   事前学修:教科書第5章・第1節を読み、不明点をノートに整理しておくこと
   事後学修:実施した小テストの復習および次回小テストの準備をすること
11.不動産の取引:不動産取引、売買契約の留意点についての理解(担当:海宝)
   事前学修:教科書第5章・第2節を読み、不明点をノートに整理しておくこと
   事後学修:実施した小テストの復習および次回小テストの準備をすること
12. 不動産に関連する法規制:都市計画法・建築基準法に関する基本事項の理解(担当:海宝)
   事前学修:教科書第5章・第3節(該当事項)を読み、不明点をノートに整理しておくこと
   事後学修:実施した小テストの復習および次回小テストの準備をすること
13.不動産に関連する法規制:建築基準法に関する事項の理解(担当:海宝)
   事前学修:教科書第5章・第3節(該当事項)を読み、不明点をノートに整理しておくこと
   事後学修:実施した小テストの復習および次回小テストの準備をすること
14. 不動産に関連する法規制:区分所有法に関する基本事項の理解(担当:海宝)
   事前学修:教科書第5章・第3節(該当事項)を読み、不明点をノートに整理しておくこと
   事後学修:実施した小テストの復習および次回小テストの準備をすること
15.演習:不動産に関するまとめ(担当:海宝)
   事前学修:教科書第5章・第1〜3節の重要項目について、ノートを整理しておくこと
   事後学修:実施した小テストの復習および定期試験に向けた総復習をしておくこと
16.定期試験

【予習・復習】

講義を受けるに際して、予習1時間、復習2時間を取ること
予習1時間:授業のテーマについて教科書の全文を読み、不明点をノートにまとめること
復習2時間:毎回実施する小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること

【授業関連科目】

「ライフプランニングと資金計画・リスク管理II」、「タックスプランニング」、「相続・事業承継」の同時履修を推奨

【成績評価方法・注意】

次回の授業開始時に復習として小テストを実施し、小テスト終了後に模範解答を配布して解説する。また、定期試験は〇×問題、穴埋め問題でテストを実施する。小テストに40点、定期試験に60点を配点する。
※セキュリティシートにより出席管理を行うのでスマートフォン等を持参すること
※履修可能な者は、FP3級技能検定合格者、または「金融資産運用・不動産I」の履修者(原則)

【教科書】

著者:資格の大原FP講座 書名:'18−'19受験対策 資格の学校大原公式 FP2級AFP合格テキスト 出版社:大原出版

【参考書】

適宜指示する