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教育実習指導 1単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 3年以上 3年以上
2013年度以前入学生
吉田 信 後期1コマ   経済   経営 3年以上 3年以上
備考 教職科目
実務経験 内容 38年間関西高校、笠岡商業高校、玉野商業高校、岡山商業高校、岡山東商業高校で教師として教壇に立ち、そのうち岡山東商業高校、笠岡商業高校で5年間教頭として勤務、その後笠岡商業高校、津山商業高校、岡山東商業高校で7年間校長として勤務し高等学校教育に関する実務経験を積んだ。
授業との関連 38年間高等学校に勤務し、教育実習生を受け入れ指導してきた経験をもとに、教育実習生育成の観点から理論的実践的知識や技術を教授する。
シラバス1

【授業の目的】

1.教職の社会的役割を認識し、「心豊かな教師」を目指す。
2.学習指導案の作成や学内における模擬授業並びにその反省、ディスカッション、批評会などを通して教科の指導法を体得する。

【到達目標】

1.将来、教職に就く者としての資質を養い、4年次に行う学校現場での教育実習に備えることができる。
2.全員が交代で模擬授業を行い、反省、ディスカッション、批評会などを実施し、理想とする授業に近づけるよう教科指導力が身につく。

【授業計画】

1.教育実習の意義とあり方について
・事前学修:「教育実習ハンドブック はしがき、P1〜P33」読んでくる
  ・事後学修:ノートの整理
2.シラバスの作成
  ・事前学修:別紙資料のシラバス作成の項目を読んでくる、「教育実習ハンドブック P43〜P52」読んでくる
  ・事後学修:復習をする
3.学習指導案の作成(1)学習指導案の構成、書き方、単元の目標、評価規準、指導と評価
  ・事前学修:別紙資料「教師になろう」の学習指導案作成の項目を読んでくる、「教育実習ハンドブック P53〜P103」読んでくる
  ・事後学修:学習指導案の作成
4.学習指導案の作成(2)学習指導案の作成
  ・事前学修:学習指導案の作成
  ・事後学修:学習指導案の修正
5.学習指導と観点別評価について
  ・事前学修:学習指導案の作成
  ・事後学修:学習指導案の修正
6.模擬授業と反省会(1) 基礎的科目「ビジネス基礎」第2章 経済と流通の基礎
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
7.模擬授業と反省会(2) 基礎的科目「ビジネス基礎」第3章 ビジネスの担い手
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
8.模擬授業と反省会(3) 会計分野「簿記」第2編 第10章 現金・預金などの取引
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
9.模擬授業と反省会(4) 会計分野「簿記」第2編 第11章 商品売買の取引
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
10. 模擬授業と反省会(5) ビジネス情報分野「情報処理」第2章 第1節 情報通信ネットワーク
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
11. 模擬授業と反省会(6) ビジネス情報分野「情報処理」第2章 第3節 ビジネス情報の受信と発信
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
12. 模擬授業と反省会(7) マーケティング分野「マーケティング」
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
13. 模擬授業と反省会(8) ビジネス経済分野「ビジネス経済」
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
14. 模擬授業と反省会(9) 総合的科目「課題研究」
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
15. 模擬授業と反省会(10)とまとめ
  ・事前学修:学習指導案の作成と模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の修正と模擬授業の振り返り
16. 定期試験

※ 授業で与えられた課題の調査、模擬授業等の準備など予習に2時間はかけること。また、模擬授業後は、振り返りに2時間は最低かけること。

【予習・復習】

講義を受講するに際して2時間の予習と2時間の復習をすること。
予習内容:毎時間学習指導案や補助プリントを作成し授業に参加すること。
復習内容:模擬授業をしたのち反省会における意見を参考にし、模擬授業の振り返りと学習指導案の手直しと見直しをすること。
・教員採用試験の勉強を毎日すること。
・自主勉強会に参加すること。
・教員採用試験の勉強にも毎日時間をかけて取組むこと。
・自主勉強会(補習)にも参加すること。

【授業関連科目】

商業科教育法1、商業科教育法2

【成績評価方法・注意】

授業への参加、模擬授業、提出物、試験等により評価する。
模擬授業は、実施後すぐに反省会を持ち意見交換の中で評価していきます。
高等学校商業科教員免許状の取得希望者を対象とする。

【教科書】

著者:柴田義松・木内剛 書名:教育実習ハンドブック 出版社:学文社

【参考書】

適宜指示する