商業科教育法I | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 | 経済 | 経営 | 3年以上 | 商 | 3年以上 | ||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
吉田 信 | 前期1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 3年以上 | 商 | 3年以上 | ||
備考 | 教職科目,3年次生のみ | ||||||||
実務経験 | 内容 | 38年間関西高校、笠岡商業高校、玉野商業高校、岡山商業高校、岡山東商業高校で教師として教壇に立ち、そのうち岡山東商業高校、笠岡商業高校で5年間教頭として勤務、その後笠岡商業高校、津山商業高校、岡山東商業高校で7年間校長として勤務し高等学校教育に関する実務経験を積んだ。 | |||||||
授業との関連 | 38年間高等学校に勤務し商業に関する授業を担当した経験をもとに商業教育について言及し、商業教育(ビジネス教育)の観点から理論的実践的知識や技術を教授する。 |
1.商業教育の必要性を認識し、「心豊かな教師」を目指す。
2.高等学校の商業科教員としての資質を養い、商業教育の全体像や商業各科目の目標、内容等について理解を深める。
この授業は、高等学校教諭免許状「商業」を取得しようとする学生を対象にしている。
1.高等学校学習指導要領(商業科)の歴史およびその変遷について理解することができる。
2.平成25年度実施の高等学校学習指導要領に基づき、高等学校における商業教育についてそのねらいや内容、指導計画の作成、指導方法等を習得し学習指導案が作成できるようになる。
1.商業教育の必要性とその意義
・事前学修:「最新商業科教育法」P7〜P13を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
・事後学修:ノートづくり
2.我が国の商業教育の歴史と商業教育の動向、岡山県の商業教育
・事前学修:「最新商業科教育法」P15〜P34を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
・事後学修:ノートづくり
3.商業教育と人間形成
・事前学修:「最新商業科教育法」P148〜P173を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
・事後学修:ノートづくり
4.教育関連法規法令、高等学校学習指導要領及び高等学校学修指導要領解説「商業」とその理解
・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P9〜P10をまとめてくる
・事後学修:ノートづくり
5.商業教育と教育課程 教育課程の編成、各科目にわたる指導計画の作成と内容の取り扱い
・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P95〜P104を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
・事後学修:ノートづくり
6.各科目の学習内容とそのねらい(1) 基礎的科目と総合的科目
・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P11〜P19、「最新商業科教育法」P48〜P52、P114〜P124を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
・事後学修:ノートづくり
7.各科目の学習内容とそのねらい(2)マーケティング分野、ビジネス経済分野
・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P24〜P50、「最新商業科教育法」P53〜P76を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
・事後学修:ノートづくり
8.各科目の学習内容とそのねらい(3)会計分野、ビジネス情報分野
・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P51〜P94、「最新商業科教育法」P77〜P113を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
・事後学修:ノートづくり
9.指導計画と授業展開
・事前学修:「最新商業科教育法」P125〜P147を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
・事後学修:ノートづくり
10.学習指導要領「ビジネス基礎」の目標と学習内容、学習指導案作成
・事前学修:別紙資料集「教師になろう」を参考に学習指導案を作成
・事後学修:学習指導案の完成
11.「ビジネス基礎」の模擬授業と振り返り
・事前学修:模擬授業の準備
・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業の振り返り
12.学習指導要領「簿記」の目標と学習内容、学習指導案作成
・事前学修:別紙資料集「教師になろう」をを参考に学習指導案を作成
・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業の振り返り
13.「簿記」の模擬授業と振り返り
・事前学修:模擬授業の準備
・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業の振り返り
14.学習指導要領「情報処理」の目標と学習内容、学習指導案作成
・事前学修:別紙資料集「教師になろう」をを参考に学習指導案を作成
・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業の振り返り
15.「情報処理」の模擬授業と振り返り、まとめ
・事前学修:模擬授業の準備
・事後学修:
16. 定期試験
教科書及び参考書については、「商業科教育法1」で購入したものを後期の「商業科教育法2」でも引き続き使用します。
講義を受講するに際して予習を2時間、復習を2時間取ること。
予習内容:授業で与えられた学習指導案作成や課題の調査、模擬授業や発表の準備
復習内容:2時間はかけ振り返りをすること。教員採用試験の勉強に毎日取り組むこと。
自主勉強会に出席すること。
マーケティング概論1、ビジネス概論1、簿記1・2、情報処理概論1
・授業への参加、宿題・レポート、学習指導案の作成、模擬授業、発表、試験により評価する。
宿題やレポートは授業中発表してもらったり、提出してもらい指導評価をしていきます。
模擬授業は実施後すぐに反省会を持ち意見交換し評価していきます。
・日商簿記検定3級および2級、または全商簿記検定1級未取得者は取得すること。
・情報処理検定にも挑戦し全商1級またはITパスポート、基本情報技術者試験を取得すること。
著者:片岡寛、清水啓典 書名:ビジネス基礎 新訂版 出版社:実教出版
著者:中澤興起 書名:最新情報処理 新訂版 出版社:実教出版
著者:大塚宗春、川村義則 書名:高校簿記 新訂版 出版社:実教出版
著者:文部科学省 書名:高等学校学習指導要領解説(商業編) 出版社:文部科学省
著者:日本商業教育学会 書名:教職必修 最新商業科教育法 出版社:実教出版