【授業の目的】

授業の位置付け（対応するディプロマポリシー）：DP1専門知識、DP3思考力、DP4判断力、DP8持続性

経営学部経営学科に係る専門科目（選択必須科目）として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。他学科の学生にとっては、「幅広い学習機会」にもなる。

【到達目標】

受講生が授業修了までに次のようなことができることが到達目標である。
1．管理会計の基礎的な知識を身につけること。
2．管理会計の基本的な技法を理解すること。

【授業計画】

第1回 　イントロダクション(管理会計の意義と講義の進め方)
　　　　　事前学修:管理会計の意義を調べる
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第2回 　管理会計とは（第１章）
　　　　　事前学修:第１章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第3回 　企業の組織形態と業績評価指標（第２章）
　　　　　事前学修:第２章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第4回 　原価の分類（第３章）
　　　　　事前学修:第３章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第5回 　CVP分析（第４章）
　　　　　事前学修:第４章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第6回 　差額原価収益分析（第５章）
　　　　　事前学修:第５章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第7回 　中間まとめ
　　　　　事前学修:第７回までの内容を復習する
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第8回 　設備投資の意思決定（第６章）
　　　　　事前学修:第６章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第9回 　予算管理（第７章）
　　　　　事前学修:第７章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第10回 BSCと非財務的指標（第８章）
　　　　　事前学修:第８章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第11回 セグメント会計（第９章）
　　　　　事前学修:第９章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第12回 製造原価の管理会計（第１０章）
　　　　　事前学修:第１０章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第13回 販売費及び一般管理費の管理会計（第１１章）
　　　　　事前学修:第１１章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第14回 貸借対照表項目の管理会計（第１２章）
　　　　　事前学修:第１２章の内容を読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
第15回 総括　（自身の理解度チェックと課題を整理する）
　　　　　事前学修:テキストの内容を再度読み込み
　　　　　事後学修:テキストと配賦資料の再確認
定期試験

進展状況により，授業計画を変更する可能性がある。

【予習・復習】

予習（１時間程度）テキストの該当箇所を読んで、問題点（疑問点）を整理しておくこと。
復習（２時間程度）講義の内容をもう一度整理し、自分の理解度と課題を整理すること。

【授業関連科目】

工業簿記論、原価計算論、経営分析論など会計専門コースが開講する講義と関連性が深いので、履修することが望ましい。

【成績評価方法・注意】

期末筆記試験 （70%）（CP1専門知識60％、CP3思考力5％、CP4判断力5％）知識の理解度
（試験終了後に、掲示等で講評を行う。）
平常点（30%）（CP1専門知識10％、CP3思考力5％、CP4判断力5％、CP8持続性10%）受講態度、講義内討論への積極的な参加

【教科書】

著者：園田智昭　書名：プラクティカル　管理会計　出版社：中央経済社

【参考書】

適宜指示する