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会社法II 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
鈴木 隆元 前期1コマ 2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
備考 原則として,会社法Iの履修を前提とする
シラバス1

【授業の目的】

株式会社の基本構造を確認したうえで、取締役その他の役員等・新株発行・企業再編について会社法の基本的規律を取り扱う。会社法1と合わせて、各種資格試験に対応できる能力の獲得を目指す。

【到達目標】

会社法の基本的規律を理解し、会社法上の問いに対して、条文に即した解答をすることができる。
基本判例が提示している判断基準を理解し、どの問いに対して用いる判例かを解答することができる。
学説は会社法の条文・判例に対してどのような態度であるかを理解し、解答することができる。

【授業計画】

毎回、補助資料・次回の予習範囲を示すプリントを配布する予定。

1.株式会社の機関構成
事前学修:会社法1で学習した、株式会社の機関構成を思い出しておく。
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

2.株式会社の役員等とその権限
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

3.取締役の地位・報酬・一般的義務
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

4.取締役の利益相反取引・競業取引規制
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

5.取締役会・代表取締役
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

6.監査役・監査役会・会計監査人
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

7.監査等委員会設置会社・指名委員会等設置会社
事前学修:監査等委員会設置会社や指名委員会等設置会社の実例を見つける。
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

8.役員等の対会社責任
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

9.株主代表訴訟
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

10.役員等の対第三者責任
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

11.株式会社の資金調達・募集株式の発行等の手続き
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

12.募集株式の発行等の瑕疵
事後学修:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

13.企業再編その1
事後学習:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

14.企業再編その2
事後学習:授業時に配布する復習事項の問題を解く。

15.会社法総則と会社法のまとめ

16.定期試験

【予習・復習】

予習1時間;あらかじめ指定された教科書の該当ページを読む。
復習1時間:授業時に配布する復習テストを解く。

【授業関連科目】

原則として「会社法概説」「会社法1」の履修を前提とする。

【成績評価方法・注意】

主として定期試験による。毎回、復習事項として簡単な問題を出題し、理解度確認を行う(小テストとして採点し、採点済み答案の返却を行う)。
毎回、教科書、既配布プリントおよび六法を持参すること。なお、教科書は2018年度の会社法1と同一である。
各回、セキュリティーシートによる出欠確認を行う。

【教科書】

著者:三浦治 書名:基本テキスト会社法 出版社:2016,中央経済社

【参考書】

参考書を使用しない