刑法I(総論1) | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 商 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
加藤 摩耶 | 前期1コマ | 法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 商 | |||
備考 |
授業の位置づけ:DP1(専門知識)、DP3(思考力)、DP8(持続性)
刑法の基本的な知識を獲得し、いろいろな考え方(解釈)をとりうることができること、そのおもしろさを体感することを目標とする。
刑法の基本原則および体系を理解し、イメージを掴む。
構成要件・違法性にかかわる問題点につき、基本的なことを理解する。
重要判例を知り、その内容を理解する。
具体的な事案を読み、それに対する刑法の条文の適用や解釈について説明することが出来るようになる。
授業形態:講義 授業方法:受動型
○授業の概要
法益保護という刑法の目的、国民の行動の自由を保障するために重要な罪刑法定主義、刑法の謙抑性といった基本概念を学ぶ。その上で、刑法解釈において、構成要件該当性・違法性・責任という3つの段階に分けて体系的に検討していく手法を理解する。
特に重要判例をベースにしながら、不作為犯・因果関係、故意、錯誤、過失犯、違法性について学ぶ。
1,判例の意義 テキスト18〜20頁
2,罪刑法定主義 テキスト2〜12頁
3,模擬裁判(ディベート)
4,刑罰論について
5,犯罪被害者支援啓発講演会
6,刑法の体系
7,構成要件 テキスト14~17頁
8,不作為犯 テキスト18〜25頁
9,因果関係(1) テキスト26~47頁
10,因果関係(2) テキスト26~47頁
11,故意 テキスト48〜53頁
12、錯誤 テキスト54~65頁
13、過失 テキスト66〜103頁
14, 違法性(1) テキスト104〜131頁
15, 違法性(2) テキスト104〜131頁
16, 定期試験
予習においては、テキスト該当頁の事案を読んでくること(30分〜1時間)。
復習においては、授業中にとったノートと照らし合わせつつ、テキストの判旨・解説部分を熟読すること(1時間)。
憲法、刑事訴訟法、医療と法
期末試験とレポートにて評価する。期末試験は2問(語句説明と事例問題)出題し、配点は5:5である。レポートはその内容が優れていれば、期末試験の評価に加算する(上限30点)。
期末試験においては教科書の持ち込みは許可しない(ノートの持ち込みは可)。
著者:井田良・城下裕二 書名:刑法総論判例インデックス 出版社:商事法務
適宜指示する
著者:西田紀之・山口厚・佐伯仁志 編 書名:別冊ジュリスト刑法判例百選1 出版社:有斐閣
著者:島伸一 編 書名:たのしい刑法 出版社:弘文堂
著者:井田良 丸山雅夫 書名:ケーススタディ刑法 出版社:日本