【授業の目的】

この科目はディプロマポリシーのうち、知識・技能の習得や思考力・判断力・表現力を養うことはもちろん、主体性・態度を重視した講義です。商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することが授業の目標です。

【到達目標】

この講義は「学生の皆さんが経済とは何かについて日本語で理解できること、経済のさまざまな問題について自分の意見を日本語で述べられること」を到達目標としています。

【授業計画】

1自分のことを経済学的に考える
事前学習：なんのために勉強するか考えてみる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
2ただの紙切れでなぜ買える
事前学習：どのようなものがお金なのか考えてみる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
3みんなが信用するから、お金になる
事前学習：お金なぜお金なのか考えてみる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
4借金した弟が得をする不思議
事前学習：インフレについて調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
5お金の「価値」は変化する
事前学習：歴史的インフレを調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
6山のジュースは、上になるほど高い
事前学習：同じものでもなぜ値段に違いができるのか考える。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
7値段を決めるのは需要と供給
事前学習：需要と供給という言葉について調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
8100円ショップはなぜ100円か
事前学習：100円ショップでどのようなものを売っているか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
9日本で考えて、外国で作る
事前学習：100円ショップでどのようなものを売っているか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
10円高だと海外旅行に行きやすい
事前学習：円高だと海外旅行に行きやすいのはどうしてか考える。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
11日本全体を動かす円高と円安
事前学習：円高円安の時、トヨタ自動車は儲かるのか考える。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
12カレーの会社も時代の先を読んでいる
事前学習：カレーにはどのような高級商品があるか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
13経済の発展と日本人の消費
事前学習：日本の経済発展について調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
14100円のイクラと1800円のイクラ丼
事前学習：貿易とは何か、日本の貿易相手はどこか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
15「得意」を売って、「不得意」を買う
事前学習：貿易は双方の国とって利益があるのか考える。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
16株はどこで売っている
事前学習：日本にはどのような証券会社があるか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
17会社の行方を決める株主の働き
事前学習：オランダの東インド会社について調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
18社長さんはアメリカ人
事前学習：日本の会社の外国人経営者について調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
19どこの国かより、どんな人かが大切
事前学習：経済のグローバル化について調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
20手のひらで世界とつながる時代
事前学習：スマホの機能について調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
21いつでも、どこでもネットの時代
事前学習：IoTについて調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
22タダの雑誌がなぜ作れるか
事前学習：どのようなタダの雑誌があるか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
23広告があるからテレビはタダで見られる
事前学習：なぜテレビはタダなのか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
24再生紙のナプキンを使うコーヒーショップ
事前学習：再生紙って何か調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
25環境を守るのは会社の義務
事前学習：環境についての3Rって何か調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
26会社が一番大事にするものは
事前学習：生産の４要素とは何か調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
27人間の知恵が会社を発展させる
事前学習：ヒト、モノ、カネってなにか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
28国にお金を貸しているうちのおじいちゃん
事前学習：国債とは何か調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
29日本国の借金は１０００兆円以上
事前学習：日本の借金はどのくらいあるのか調べる。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。
30一年間のまとめ
事前学習：印象に残っている問題について考える。
事後学習：配布資料を再確認して理解を深める。

【予習・復習】

予習１時間（毎回、次回の予習内容を指示します）
復習２時間（家族や友人に講義内容を説明、できなければノートを点検して理解度を確かめる）

【授業関連科目】

経済学１、２

【成績評価方法・注意】

原則３年次編入生（留学生）を対象とします。ただし、試験結果によって履修することができるかどうかを決定します。それ以外の学生は履修することができません。期末試験はおこないません。レポートはほぼ毎回提出していただきます。この講義ではスマホを使った情報検索およびゼミ内の情報共有を行います。レポートは基本的に紙媒体ですが、PC利用でのレポート提出もあります。この授業はアクティブラーニングで行いますので、課題等のフィードバックはその都度行われます。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する