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政治学I 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済   経営    
2013年度以前入学生
埜村 紳二 前期1コマ 2年以上 経済   経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

法学部法学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門科目の振興」に貢献することを主な授業目標としている。主に政治権力、政治体制、福祉国家などの問題を扱い、学生諸君が自分なりの政治的視野と分析枠組みを修得できるようになることを最終目標として、重要な概念や理論について講義する。

【到達目標】

到達目標は以下の通りである。
1. 政治とは何か、他の社会事象との関連において説明できること。
2. 政治権力、政治体制、福祉国家に関わる主要な概念や理論について理解し、説明できること。
3. 現在の福祉国家や政治体制の特徴を理解し、その問題点を分析できること。

【授業計画】

1 政治とは何か(1)―[ガイダンス〕身近なところにある「政治」
 <事前学修>この講義の目的・到達目標・授業計画を確認すること
 <事後学修>「私」と政治との関係について考察してみること
2 政治とは何か(2)―政治の定義と「権力」
 <事前学修>プリントと教科書第1章第1〜2節に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
3 政治とは何か(3)―政治世界の多様性
 <事前学修>プリントと教科書第1章3節に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
4 政治とは何か(4)―国内政治と国際政治
 <事前学修>プリントと教科書第1章第4節(及び第11章第1〜2節)に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
5 政治体制と変動(1)―政治体制とは何か
 <事前学修>プリントと教科書第2章第1節に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
6 政治体制と変動(2)―自由民主主義体制について
 <事前学修>プリントと教科書第2章第2節に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
7 政治体制と変動(3)―非自由民主主義体制について
 <事前学修>プリントと教科書第2章第3節に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
8 政治体制と変動(4)―体制移行の諸問題
 <事前学修>プリントと教科書第2章第3節に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
9「小総括−民主政治を考える」と中間試験
 <事前学修>これまでの復習を行い中間試験に備えること
 <事後学修>中間試験の内容と結果を確認すること
10 政治・経済・福祉(1)―政治と経済
 <事前学修>プリントと教科書第3章第1節前半に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
11 政治・経済・福祉(2)―公共選択論と権力資源論
 <事前学修>プリントと教科書第3章第1節後半に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
12 政治・経済・福祉(3)―ネオ・コーポラティズムについて
 <事前学修>プリントに目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
13 政治・経済・福祉(4)―福祉国家の展開と類型
 <事前学修>プリントと教科書第3章第2節に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
14 政治・経済・福祉(5)―福祉国家の再編成
 <事前学修>プリントと教科書第3章第3節に目を通しておくこと
 <事後学修>プリント・教科書の該当箇所とノートなどを使って講義内容を整理・復習すること
15 まとめ―経済の論理・「市民社会」・国家
 <事前学修>経済・社会・国家のあり様と関係性について考察すること
 <事後学修>定期試験に向けて総復習をすること
16 定期試験

【予習・復習】

 毎回の授業に際して、予習2時間、復習2時間を要する。予習は主に教科書やプリントの下調べに、復習は講義と教科書の整理や確認の作業にあてること。

【授業関連科目】

 政治学II

【成績評価方法・注意】

 中間試験・期末試験(70%)に加えて、数回の小レポート(20%)と受講態度(10%)によって評価を行う。試験と小レポートについては必要に応じて解説・コメントを行う。

【教科書】

著者:加茂利男,大西仁,石田徹,伊藤恭彦 書名:『現代政治学』(第4版) 出版社:有斐閣

【参考書】

適宜指示する

シラバス2
【授業形態】 講義 演習 実習・実技 実験
     
【授業方法】 受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             
【受講生のPC等使用】 PC・タブレット(教室に備付) PC・タブレット(学生自身が準備) スマートフォン その他
       
【初年次教育】   【接続科目】 地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 55% 15% 10% 10% 5% 5%
評価手段(比率) 試験 60% 40 10 5 5
小テスト 20% 10 5 5
レポート 10% 5 5
成果発表
受講態度 10% 5 5
その他
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観