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健康教育論 2単位 2014年度以後入学生
1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上 1年以上
2013年度以前入学生
岩橋 邦彦 後期1コマ 1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上 1年以上
備考 木III,別紙のとおり
シラバス1

【授業の目的】

科学技術の進歩に伴い,生活形態が著しく変化し,我々の健康や体力,そして生活意欲といった精神面においてもさまざまな問題点が生じてきている。本講義ではこのような現状を踏まえて,さらには今後一層進むと思われる高齢化社会に対処していくために必要な身体運動の重要性を理解するとともに,真の健康で活力溢れる生活習慣や態度,方法について考えていきたい。本学の教育目標である「幅広い学習機会の提供」に貢献する。

【到達目標】

科学技術の目覚ましい進歩に伴い,社会構造や生活形態が著しく変化し,生活に関する機械化,合理化が進み,身体活動の質・量は共に減少し余裕のある便利な世の中になってきた。個人個人の健康や体力の現状を理解し,よほど意識して体を動かさないと運動不足に陥ってしまう現代になりつつある。本講義では現代社会の生活環境の実態を認識し,日常生活において,欠かせない運動・栄養・休養の健康三原則のバランスのとれた生活様式の重要性の意義を理解し,健康に関する事柄の知識を深め日常生活を健康的に送る習慣を身につける。

【授業計画】

授業形態:講義
授業方法:受動型
1.オリエンテーション(講義の概要説明)

2.近代文明の発達と現代人の健康問題          資料配付

3.健康とは何か。半健康とは。健康寿命とは。      第4章健康体と生活科学 P189

4.セルフ・コントロールとは。健康阻害因子とその対応策。資料配付

5.ストレスとは? 休養の科学(ストレス1)      第3章調整の科学 P165

6.休養の科学(ストレス2)              第3章調整の科学 P174
 
7.体力とは何か(行動体力・防衛体力) 栄養の科学    第1章運動・栄養の科学 P 72

8小テスト.  呼吸・血液循環系に係わる生活習慣病   第1章運動の科学 P25

9.日常簡単にできる健康チェック(呼吸・脈拍チェック) 第1章運動の科学

10.       〃       (体重・体温チェック) 資料配付

11.       〃       (血圧チェック)    第1章運動の科学 P30

12.運動の科学(筋肉組織・神経)            第1章運動の科学 P48

13.  〃  (呼吸・循環) 第1章運動の科学 P25

14.体力づくりの基礎・運動処方             第1章運動の科学 P68

15.救急法  テスト(総括)              資料配付
(予習60分、90分復習(各項目ごとの知識を豊富にし、快適な生活を送る手段を身につける)

【予習・復習】

予習60分次回の予習内容を指示します。
復習120分教科書、ノ−トを確認して理解度を確かめる。

【授業関連科目】

1)健康教育実践
2)健康スポーツ実践

【成績評価方法・注意】

1)定期試験なし。但し期間内に実施する筆記試験(小テスト計2回)・レポート(3回)により評価する。
2)出席状況の悪い受講生の筆記試験・レポートの評価はしない。

【教科書】

著者:川上雅之・岩橋邦彦 書名:ヘルス・サイエンス 出版社:不昧堂出版

【参考書】

著者:大塚正八郎 書名:学生の健康学 出版社:大修館
著者:ロブ&ウイルソン 書名:健康と病気のしくみ解剖生理学 出版社:西村書店
著者:堺章 書名:目で見るからだのメカニズム 出版社:医学書院