消費者行動論 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 3年以上 | 経済 | 経営 | 商 | 3年以上 | ||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
西 春奈 | 前期1コマ | 法 | 3年以上 | 経済 | 経営 | 商 | 3年以上 | ||
備考 |
授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識,DP3思考力,DP4判断力
本講義の目的は、自身や周囲の人々の行動等の具体例を考えながら、「モノやサービスの購入、使用、処分」という消費者行動の一連のプロセスを分析するための理論や概念を理解すること、そして企業や地域のマーケティングに応用することである。
これを通じて本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指す。
消費者行動論を学ぶことによって、以下のことができるようになることを到達目標とする。
1.消費者行動論の基礎的な知識を身につける。
2.消費者行動論における基本的な理論や概念について説明することができる。
3.消費者行動論における理論や概念を用いて、自身や周りの人の消費者行動について分析し、説明することができる。
4.実際の企業や地域のマーケティング活動について、消費者行動論の視点から考え、論じることができる。
授業形態:講義とディスカッション。
授業方法:パワーポイントや映像資料を使用する。適宜ノートをとること。
1.イントロダクション:消費者行動論とは?
2.個人としての消費者(1):知覚 (教科書 第2章)
3.個人としての消費者(2):学習 (教科書 第3章)
4.個人としての消費者(3):記憶 (教科書 第4章)
5.個人としての消費者(4):態度 (教科書 第5章)
6.個人としての消費者(5):意思決定 (教科書 第6章)
7.個人消費者へのマーケティング(1):セグメンテーション (教科書 第7章)
8.個人消費者へのマーケティング(2):コミュニケーション (教科書 第8章)
9.個人消費者へのマーケティング(3):店頭マーケティング (教科書 第9章)
10.社会的存在としての消費者(1):アイデンティティ (教科書 第10章)
11.社会的存在としての消費者(2):家族 (教科書 第11章)
12.社会的存在としての消費者(3):集団 (教科書 第12章)
13.社会的存在としての消費者(4):ステイタス (教科書 第13章)
14.社会的存在としての消費者(5):サブカルチャーと文化 (教科書 第14章,第15章)
15.授業のまとめと質疑応答
16.定期試験
予習(1時間):教科書の該当箇所を読み、疑問点をまとめること。自身の普段の買い物行動ついて意識すること。
復習(2時間):授業の内容を確認すること。与えられた課題に基づいてレポートを作成すること。
マーケティング入門I・II,マーケティング論I・II,商品開発,広告論等。
成績評価方法:定期試験(60%)とレポート(40%)で判断する。
定期試験では、上記到達目標をどの程度達成したかを、主に論述形式で問う。
レポートでは、主に教科書の章末問題について考えてもらう。また、レポートは原則次回の授業でコメント等をつけて返却し、解答のポイントを示す。
注意:教科書は必ず用意すること。
著者:松井剛・西川英彦編著 書名:1からの消費者行動 出版社:中央経済社
適宜指示する