政治史 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 2年以上 | 経済 | 経営 | 商 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
埜村 紳二 | 後期1コマ | 法 | 2年以上 | 経済 | 経営 | 商 | |||
備考 |
授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識、DP3 思考力、DP4 判断力、DP5 会話・文章力、DP6 意欲・責任感、DP8 持続性
本講義は法学部の専門科目として、「専門学術の振興」と「社会的人材の育成」に資するものである。講義では、近現代ヨーロッパ政治史の大きな流れを踏まえて、19世紀中頃から20世紀初頭までの西ヨーロッパ諸国の政治構造と政治過程の変化・変遷を中心に分析し、考察する。
到達目標は以下の通りである。
1 近(現)代ヨーロッパ政治史の基本的な流れを説明できる。
2 自由主義の展開・変容過程を説明できる。
3 民主化過程を説明できる。
4 労働運動および社会主義の展開過程を説明できる。
5 ナショナリズムや国家の役割の変化について説明できる。
1 ガイダンス ― 講義のねらい、方法、評価などについて
2 近現代西欧政治史の分析枠組み(1)― ポリアーキー論の視点から
3 近現代西欧政治史の分析枠組み(2)― 政治運動の視点から
4 イギリスの名誉革命と議会主権
・事前学習:配布資料を読み、疑問点や問題点を整理しておくこと
・事後学修:革命とその後の展開を簡潔にまとめ、提出できるようすること
5 フランス革命とその後の展開
・事前学習:配布資料を読み、疑問点や問題点を整理しておくこと
・事後学修:革命とその後の展開を簡潔にまとめ、提出できるようすること
6 19世紀中頃の政治構造 ― 自由主義と保守主義
7 自由主義の展開と急進主義(ラディカリズム)
8 ナショナリズムと「国民国家」(1)― 国家とネイション
9 ナショナリズムと「国民国家」(2)― イタリアとドイツの国家統一
10 労働運動と社会主義の展開と多様性(1)― ドイツを中心に
11 労働運動と社会主義の展開と多様性(2)― イギリスを中心に
12 自由主義国家の変質(1)― 保護主義への転換と初期社会政策
13 自由主義国家の変質(2)― 帝国主義論
14 大衆民主主義の成立から危機へ
15 全体のまとめ
予習(1時間程度:プリント・資料などを読み、受講準備をしておくこと。
復習(2時間程度:講義内容の整理と必要に応じてレポートの作成。
主にレポートと最終試験とによって評価を行う。必要に応じてコメントを付して返却する。出席票に記入された質問に対しては次の講義で解説・コメントする。
教科書を使用しない
著者:平島健司、飯田芳弘 書名:『改訂新版 ヨーロッパ政治史』 出版社:放送大学教育振興会
著者:西川知一 書名:『ヨーロッパ現代政治史』 出版社:晃洋書房