印刷する
相続税法 2単位 2014年度以後入学生
  経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
下谷 直 後期1コマ   経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
備考  
シラバス1

【授業の目的】

 担当講師が「税理士」という特色があるゆえに、税務実務に即した話題を豊富に提供することで、人が亡くなることを課税要件とする相続税及び当事者同士の意思の合致を課税要件とする贈与税について体系的に学ぶと共に、相続及び贈与に関する相続税法の専門知識(DP1)及び一般知識(DP2)を習得でき、相続税法への理解を深めるとともにその思考力(DP3)及び判断力(DP4)を育てることことができる講義である。

【到達目標】

相続税、贈与税について、在学中は基より、卒業後も実生活に必ず生きてくる幅広い法律知識とその周辺知識を習得することができる。(なお、各種税法の理解をさらに深める意味でも、1限目の所得税法の同時受講が望ましい。)

【授業計画】

授業形態: 講義
授業方法: 受動型

1 誰しも避けられない出来事、「相続」とは?その1 (オリエンテーション及び婚姻・親族のルールなど)
・事前学修 相続とは何かを自分なりに調べること。調査方法は問わない。
・事後学修 事前学修の内容と講義内容を基にレポートを作成し、次回講義時に提出する。
2 誰しも避けられない出来事、「相続」とは?その2  (相続人及び相続分)
3 誰しも避けられない出来事、「相続」とは?その3  (相続に関するその他の基礎知識)
4 残された財産。誰に、どこまで課税されるの?(相続税の納税義務者と課税財産の範囲、非課税財産)
5 残された財産。誰に、どこまで課税されるの? (1回目から4回目まで講義の復習を中心に)
6 その財産、いくら?その1           (相続税の計算の流れ、土地・建物以外の財産評価)
7 その財産、いくら?その2           (土地・建物の財産評価及び小規模宅地等の特例)
8 相続税も、やはり知識が重要         (債務控除、葬式費用、相続税の計算の重要項目)
・事前学修 相続人、相続分、法定相続人、法定相続分のそれぞれの内容及び違いを復習・予習すること。
・事後学修 事前学修の内容と講義内容を基にレポートを作成し、次回講義時に提出する。
9 相続税の計算、ちょっと複雑かも。。。    (相続税の具体的計算の流れ)
10 相続税の計算、場合によっては大きく変わります(税額控除)
11 相続税、高すぎてどうやってを納めよう。。。 (申告、納付、延納、物納)
12 夫婦間、親子間でも税金??         (贈与の基礎知識、贈与税の概要)
13 プレゼントにも税金??   (贈与税の納税義務者と課税財産の範囲、非課税財産、贈与税の計算)14 夫婦・親子・親族間の特例       (贈与税の計算の復習、配偶者控除、相続時精算課税制度)
15 贈与税を納めましょう         (贈与税の申告、納付、延納)
16 定期試験

【予習・復習】

予習  : 必要に応じて指示する
復習  : 各回の講義ごとに1時間程度必要

【授業関連科目】

FP相続、事業承継 FP不動産運用設計
FPライフプランニングと資産運用1・リスク管理

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:下記の合計点にて判定する
 1.試験の点数(80点満点)
 2.シラバスに記載された事後学修レポート2回分(各10点で満点は合計20点)     

【教科書】

著者:佐伯草一編著 税理士法人山田&パートナーズ監修 書名:図解 相続税法超入門 平成30年度改正 出版社:税務経理協会

【参考書】

参考書を使用しない