【授業の目的】

授業の位置づけ：思考力・表現力、主体的に行う態度の涵養
経営学部の学生として，3・4年次に「専門学術」に取り組んでいくための基礎的能力をつけることに貢献する。
授業の位置付け（対応するディプロマポリシー）：DP2(一般知識)，DP3(思考力),DP5(会話・文章力)，DP8(持続性)

【到達目標】

「なんのために大学にきたのだろうか」，「大学でこんなことやってて（例えば諸君が「おもしろくない」と思うような講義をうけて）何の役に立つのだろうか。どのような意味があるのだろうか」といったことを考えた経験があるだろうか。こうした日常生活のなかで出会った問題を出発点にして，本演習では，行為の意味のとらえ方を習得すること目指す。
　その結果，(1)自らを取り巻く「社会」，社会現象が生じる場である「社会」の理解の仕方，頭の働かせ方というタイプの能力を習得してもらい，このプロセスで(2)書籍および他人の発言内容の正当性・妥当性・位置づけを評価できるようになり，(3)それらを口頭および文章にて表現できる能力を高めていくこととする。

【授業計画】

授業の位置づけ：知能・技能，思考力・表現力，主体性・態度
授業形態：演習
授業方法：能動型
1.オリエンテーション(1)　演習の意義
2.オリエンテーション(2)　社会と大学（受講者数次第でゲームを行う）
3.「自分の歴史」の発表(1)　履修者による発表
4.「自分の歴史」の発表(2)　履修者による発表
5.「自分の歴史」の発表(3)　履修者による発表
6.「自分の歴史」の発表(4)　履修者による発表
7.「自分の歴史」の発表(5)　履修者による発表
8.「自分の歴史」の発表(6)　履修者による発表
9.「自分の歴史」の発表(7)　履修者による発表
10.輪読1
11.輪読2
12.輪読3
13.輪読4
14.輪読5
15.輪読6
16.輪読7
17.輪読8
事前学修：配布された資料を読み、設問の解答を作成する。
事後学修：演習にて示された解答と自分が作成した解答を比較検討する。特に自分の解答が誤っていた場合、何故誤ったかを整理する。
18.輪読9
事前学修：配布された資料を読み、設問の解答を作成する。
事後学修：演習にて示された解答と自分が作成した解答を比較検討する。特に自分の解答が誤っていた場合、何故誤ったかを整理する。
19.輪読10
20.輪読11
21.輪読12
22.輪読13
23.輪読14
24.輪読15
25.輪読16
26.輪読17
27.輪読18
28.輪読19
29.まとめ(1)　社会現象に対する問題意識の形成の仕方
30.まとめ(2)　議論の妥当性について

【予習・復習】

予習時間3.5時間・指定された箇所のレジュメ作成
復習時間0.5時間・予習の際不明だったがゼミを通じて理解した点の整理

【授業関連科目】

経営コースの選択必修科目(経営史IおよびII，経営管理論IおよびII，国際経営論IおよびIIなど)，教養科目（思考の論理的形式II）

【成績評価方法・注意】

試験なし
事前の予習をもとにして思考した結果の発言（CP3:アクティブラーニング（プレゼン・ディスカッション））。50点
与えられたテキストを読んで予習の際に思考した結果としてのレジュメ（CP2+CP5+CP8）。50点
レジュメは毎回演習開始時に回収し，演習のなかで解答を検討していく材料とする。
（使用するテキストについて、第9回目、数冊のなかから一冊、ゼミ幹事を中心にして協議・選択してもらう。）

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する