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研究演習3年 4単位 2014年度以後入学生
  経済 3年以上 経営    
2013年度以前入学生
佐井 至道 通年1コマ   経済 3年以上 経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識,DP3思考力,DP4判断力
 経済学部経済学科に係る専門科目(必修科目)として,本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。
 具体的には,多変量解析などの統計的手法を用いて社会事象を捉え,分析し,問題を解決する能力を身につけることを目標とする。

【到達目標】

 演習終了までに,受講生が次のことができるようになることが到達目標である。
1. 重回帰分析の手法を理解し,データに対して適用できる。
2. 主成分分析とクラスター分析を理解し,データに対して適用できる。
3. 数量化理論I類とIII類の手法を理解し,データに対して適用できる。
4. 判別分析の手法を理解し,データに対して適用できる。
5. 適合度検定の手法を理解し,データに対して適用できる。
6. 独立性の検定の手法を理解し,データに対して適用できる。
7. ビッグデータの特徴を把握できる。
8. 得られたデータに対して,調査の目的に沿う分析手法を選択できる。

【授業計画】

1) 授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1専門知識,CP3思考力,CP4判断力,CP5会話・文章力,CP8持続性,CP9倫理観
2) 授業形態:講義と演習
3) 授業方法:問題解決型

1.統計学の概略とコンピュータ操作法の説明
2.統計解析ソフトについての説明と演習
3.重回帰分析
4.項目3のパソコンによる演習
5.主成分分析
6.項目5のパソコンによる演習
7.クラスター分析
8.項目7のパソコンによる演習
9.数量化理論I類
10.項目9のパソコンによる演習
11.判別分析
12.項目11のパソコンによる演習
13.数量化理論III類
14.項目13のパソコンによる演習
15.個々の経済データに対する報告
16.適合度検定
17.項目16のパソコンによる演習
18.項目16のパソコンによる演習
19.分割表における独立性の検定
20.項目19のパソコンによる演習
21.項目19のパソコンによる演習
22.ビッグデータに関する分析法
23.アメリカのセンサス個票データの特徴の把握
24.アメリカのセンサス個票データに対する分析
25.疑似ミクロデータの特徴の把握
26.疑似ミクロデータに対する分析
27.個々の経済データに対する分析
・事前学修:分析するデータの収集
・事後学修:分析するデータの追加・修正
28.個々の経済データに対する分析
29.個々の経済データに対する分析
30.個々の経済データに対する報告
・事前学修:報告の準備
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正

予習の時間:約1時間,使用するデータの選定など
復習の時間:約3時間,レポートの作成など

【予習・復習】

 

【授業関連科目】

統計学総論I,II,経済統計論I,II

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポートと講義内の小レポート
到達目標にどの程度達したかを,演習時間内に提出する小レポートの内容などを基に評価する。(配点80%)提出した課題は採点し,問題点があればコメントをつけ訂正し,模範解答とともに次の演習で返却する。
数回作成するレポートの内容と発表内容なども評価の対象とする。(配点20%)

【教科書】

著者:佐井至道 書名:例解調査論 出版社:大学教育出版

【参考書】

適宜指示する